日本で久しぶりの友人に再会するたび、嬉しさのあまりハグして友人にドン引きされる。
「あかん、またやってもた・・・」
ひとりしかいない姪もティーンエイジャーになった頃から嫌がるもんね、私がハグしてキスすると。
そりゃあそうや。私だってあのまま日本にいたら、私の友人や姪と同じ感覚を持ってたやろう。
久しぶりに会ったからといって、会って早々皆が見てる前でそれも日本人からハグされたら「どひゃ~っ」てなるわな。
性別年齢関係なく初対面の人からも別れ際に「会えてよかった。また会おう」とキスされたり
「おめでとう!」も「おお、なんてこった!」の時も「きゃ~ 久しぶり」の時もハグ&キス。
もちろん最愛の特別な人とも。
オーストラリアに住み始めた頃、確かに私自身これに慣れるのに少し時間かかったっけ。
こちらへ来てすぐにオーストラリア人の友達の実家へ週末食事に招かれた時のこと。帰る間際にその友達のお母さんが私を玄関でぎゅ-っと抱きしめてくれて「何かあったら私たちを頼ってね」と言ってくれた。
嬉しくて涙ぐんでしまったことを思い出す。
そのお母さん、一昨年あの世へ旅立ちはりました。
思っていることは言葉に出し、きちんと表現して相手に伝えるという習慣。
子供の頃を振り返ってみても、私は両親から抱きしめられたり、キスされた記憶がない。
(遠い目)
「愛している」と言われたこともない。
まあ、日本人は親子で「愛している」とはあんまり言わんよね、今でも。
日本へ一時帰国した時、家族がこちらへ来てくれた時、最後家族と別れる時はただ「ありがとう。」とか「元気で」と言うだけ。
ほんまは家族との別れが辛くて寂しくてたまらんのにね。
父とは毎回握手をして別れる。
私はそれで充分だと思っている。
言わなくてもわかっているから。
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2013年7月25日木曜日
カジュアルフライデー
私の勤務先に制服はない。金曜日はカジュアルフライデー。
もともとはアメリカのシリコンバレーを中心とした西海岸のコンピューターソフト会社から始まったらしい。独創性を重んじる社風の中で従業員がカジュアルな服装で出社するようになったとのこと。こうした企業が業績を伸ばすにつれ、アメリカの大企業の多くが「カジュアルフライデー」と名づけて週一回はネクタイなし、ビジネススーツを脱いでの出勤日を設けることになったそうな。
へえ~ そうやったん。
日本でも・・・
従来の枠組みにとらわれずに新たに創造する楽しさを得るためにカジュアルフライデーを導入した企業、そして自分自身で作った殻を破るよう導入した企業、自由な発想と行動の変革のために導入した企業、色々らしい。
私の勤務先では毎週金曜日になると「それは殻破りすぎやろう?」って人が沢山。そんな金曜日だけ自由すぎる発想の人、会社もちょっと困らんかなあ?
「カジュアルちゃうやん、それ。どっから見ても部屋着やん・・・」の人があちこちに。体操服上下(トラックスーツとも言う)の人も、トレパン(スウエットパンツとも言う)にTシャツの人も。自分が応援しているフットボールチームのユニフォーム着てる人もいたな~ それって阪神タイガースのユニフォーム着て出勤している状態やん。
そんな人、日本のカジュアルデーにおらんよね。
長い髪びしょびしょに濡れたまま雫を肩と背中に垂らしながら金曜日の朝
机に向かっている女性社員を見たことある。たまたまこの日時間がなかったのか、金曜日だから髪の毛もカジュアルなのか。
恐るべし、私の勤務先のカジュアルフライデー!
そんなこんなのすべてがここではIndividuality(個性)でありDiversity(多様性)と認められるのか?
あかん、お口にチャック!
2013年7月23日火曜日
レディーファースト
80歳は超えておられる紳士がバスの中でよろよろと立って私に席を譲ってくれはった。
いや~そんな!! 大恐縮。
降りる停留所まであと少し。
丁重にお礼を言ってお断りしたら、その老紳士が突然大声で怒鳴るように私にこう言いました。
「ぐずぐず言わんと、はよ座り。車内で立っている女性はあんたひとりやねんから」
すると老紳士の後ろに座ってた若い男の子がさっと立って私に席を譲ってくれてん。
「ああ、すんません。僕がもっと早く席を譲らんとあかんかったのに」
ああ、もうどうしたらええの、私・・・
車内の人、私をじーっと見てる(ような気がした)
そしてますます降りる停留所が近づいてくるやん~
ほんの数分、せっかくやからちょこっとだけ若い男の子が譲ってくれた席に座らせてもらった。
その若い男の子と老紳士に再度お礼を言って下車。
降りた後も窓から多くの乗客が私を見てニコニコしてた。(ような気がした)
ああ、脇の下からじわーっと汗が。
でもちょっと時間が経ってからものすごく嬉しかったんよね。
この日のことはこれからもずーっと忘れへんと思う。
いや~そんな!! 大恐縮。
降りる停留所まであと少し。
丁重にお礼を言ってお断りしたら、その老紳士が突然大声で怒鳴るように私にこう言いました。
「ぐずぐず言わんと、はよ座り。車内で立っている女性はあんたひとりやねんから」
すると老紳士の後ろに座ってた若い男の子がさっと立って私に席を譲ってくれてん。
「ああ、すんません。僕がもっと早く席を譲らんとあかんかったのに」
ああ、もうどうしたらええの、私・・・
車内の人、私をじーっと見てる(ような気がした)
そしてますます降りる停留所が近づいてくるやん~
ほんの数分、せっかくやからちょこっとだけ若い男の子が譲ってくれた席に座らせてもらった。
その若い男の子と老紳士に再度お礼を言って下車。
降りた後も窓から多くの乗客が私を見てニコニコしてた。(ような気がした)
ああ、脇の下からじわーっと汗が。
でもちょっと時間が経ってからものすごく嬉しかったんよね。
この日のことはこれからもずーっと忘れへんと思う。
2013年7月22日月曜日
フレンドリーな乗客
オーストラリアは日本と違ってタクシーのドアが自動開閉しないって知ってたので、オーストラリアに住み始めてすぐ、最初にタクシー乗った時はドアを手で開け閉めすることに神経を集中。
後部座席に座って行き先を告げてからしばらくした時に運転手さんから「あんたは僕と話したくないねんな?」みたいな事を言われて意味がようわからんかったっけ。
タクシーの多くの乗客は助手席に座って運転手と気さくに話すんよね。
初めてそれを知った時はもうびっくり!
機内で座席に着くやいなや、隣の人からよく話しかけられる。
1時間以内の国内線なのに隣の人に次から次へと大量のおやつもらったこともある。
国際線の長い飛行時間だと、隣の人のみならず前後の人と話すこともある。
フレンドリーな人が多いんよ~
友人の話によると、隣に座っている人がMy name is....○○ って自己紹介始めて名刺くれて握手の手を差し出されたって。
初対面の人と話すことを億劫がらない。
知らない人同士でもにっこり微笑みあうことが多い。
フレンドリネス万歳!
後部座席に座って行き先を告げてからしばらくした時に運転手さんから「あんたは僕と話したくないねんな?」みたいな事を言われて意味がようわからんかったっけ。
タクシーの多くの乗客は助手席に座って運転手と気さくに話すんよね。
初めてそれを知った時はもうびっくり!
機内で座席に着くやいなや、隣の人からよく話しかけられる。
1時間以内の国内線なのに隣の人に次から次へと大量のおやつもらったこともある。
国際線の長い飛行時間だと、隣の人のみならず前後の人と話すこともある。
フレンドリーな人が多いんよ~
友人の話によると、隣に座っている人がMy name is....○○ って自己紹介始めて名刺くれて握手の手を差し出されたって。
初対面の人と話すことを億劫がらない。
知らない人同士でもにっこり微笑みあうことが多い。
フレンドリネス万歳!
2013年7月20日土曜日
2013年7月19日金曜日
ぽっちゃり
”ぽっちゃり”ワンちゃんの飼い主もたいてい”ぽっちゃり”。
栄養満点のおいしいご飯、沢山もらってるんやろうね。
スーパーマーケットでも家族全員”ぽっちゃり” (いや以上の場合も多い)グループが頻繁に出没。
レジで並んだ時に私の前がウルトラぽっちゃりファミリーグループやったりすると、つい見てしまうんよね。ショッピングカートの中のお買い上げ品。
「そりゃあ、あかんやろう」っていうとんでもなく魅惑的な食べ物と飲み物がどっさり。
「オーストラリアは世界で一番重い国と言われています。子供の肥満と肥満による糖尿病も深刻な問題です!」ってこれまたスーパーぽっちゃりのオーストラリア人の講師が某大学で日本からの看護学校の研修生を前に熱く熱く語っておられた場に同席したことがある。
あの時、学生たちの多くが困った顔して下を向いてたな~
2013年7月17日水曜日
目のやり場に困ります
女性でも目のやり場に困ります。
ブラのストラップのみならずその他何もかもが丸見えでそれに加えてピチピチのスパッツ。
どうなんやろう?
中高年女性だけじゃなく、若いお嬢さんにもこういう人よく見かけます。
ブラのストラップのみならずその他何もかもが丸見えでそれに加えてピチピチのスパッツ。
どうなんやろう?
中高年女性だけじゃなく、若いお嬢さんにもこういう人よく見かけます。
ゴム草履 (ビーチサンダルとも言う)
どこの空港で国際線の飛行機を乗り継ぐ時も、シャンゼリゼ通りでも東京の銀座でも
どの人がオージーってすぐわかると友人の弁。
ゴム草履が目印やねんて。
季節やお洋服のコーディネートに関係なく、そしてその場のドレスコードも気にせず旅先でゴム草履の人が多いって、オージー。
そういえばメルボルンの街中でも見かけます。
オフィスレーディー達がビジネススーツ着て、または冬のコート着てるのに
足元を見ると大胆にも素足につっかけ(サンダルとも言う)やったりゴム草履やったり。
足、冷えへんのかなあ・・・?
どの人がオージーってすぐわかると友人の弁。
ゴム草履が目印やねんて。
季節やお洋服のコーディネートに関係なく、そしてその場のドレスコードも気にせず旅先でゴム草履の人が多いって、オージー。
そういえばメルボルンの街中でも見かけます。
オフィスレーディー達がビジネススーツ着て、または冬のコート着てるのに
足元を見ると大胆にも素足につっかけ(サンダルとも言う)やったりゴム草履やったり。
足、冷えへんのかなあ・・・?
2013年7月11日木曜日
英語が母国語じゃないねん、青色コアラ
腹話術のような話し方+すっごい早口の若者たちよ、何を言ってるのかさっぱりわからんです。
英語が母国語じゃない青色コアラにそんな喋り方せんといてね、お願い。
2013年7月10日水曜日
2013年7月9日火曜日
2013年7月7日日曜日
2013年7月5日金曜日
近所の話 その1
というのも、このあたりは犬をつないで散歩させてはいかん法律でもあるんかいな?と疑いたくなるほど、小型犬だろうが大型犬だろうが鎖につないで散歩させている人をまず見ない。
どれだけ躾がされてる犬か知らんけど、危ないやろう。
犬の落し物を飼い主が始末することも少ない。飼い主はたいてい手ぶら。
メルボルンの中心を流れるヤラ川を隔てて、東方面(特に南東方面)は住宅教育環境良しとされる。
川を隔てて西方面を ”川向こう”と呼ぶ人が多い。
何でやんねん?
川の向こうは西だろうが東だろうが ”川向こう” やんね。
この4年、私はすっかり西の川向こうの住人。
その”川向こう”の西の地域の中でも、私はウルトラ的にガラも悪けりゃ治安悪も悪い町に住んでますが、まあ「住めば都」で結構気に入っているんところもあるんよね。
生鮮食料品が安い、ベトナム料理とインド料理のおいしいレストランが沢山ある。
勤務先に近い!→車で15分。 などなど。
多文化カラフル混ぜ混ぜ地域。ちょっと外へ出るにもあまり身をかまわなくてもオッケー。
これはお気楽。
パジャマでスーパーに来てる人がいても、誰も驚かんもんね。
駅前商店街にはベトナムの食材店がずらーっと並ぶ。英語できない店員さんが多くて引越してきたばかりの頃はびびったけど、親切な人が多いとわかってからは週末の食材の買出しも楽しみ。
ここはハノイか?サイゴンか?と行った事もないくせに。
パスポートも持たずに、それも徒歩で外国へ行けるなんて何と安上がりなんやろう。