ここに引っ越してしばらく経った頃、市が主催するコンポストのセミナーに参加しました。
週末土曜日の午前中、会場は図書館の会議室。
でっかい会議室にこの日参加者は私含めて3人だけ。
コンポストとは、枯れ葉や台所の生ゴミなどの有機物を微生物や菌の力で分解発酵させて堆肥にすることです。
我が家の裏庭のコンポストはこんな感じ。
外出先で食べたバナナの皮などもできる限り自宅へ持ち帰ってコンポストに入れてます。
何もそこまでせんでも・・ですが。
かれこれ20年以上、コンポストのある暮らしを続けているので、野菜や果物の皮や切り屑を一般ゴミとしてゴミ箱にいれるのは抵抗があるというかなんというか。
この日のセミナーのプレゼンテーターは市の環境課の職員で、若い女性二人。
彼女達はメルボルンの町に近いアパート住まいとのこと。
アパート住まいだから、庭がないから、忙しいから・・コンポストなんて無理。
それは大きな間違いです!!
はっきり冒頭で述べておられたな〜。
自宅のベランダで育てているコンパクトなミミズファームを壇上に展示して熱心に話してくれた。
彼女達が自宅ベランダに設置しているミミズファームはこれ!
その他にもコンポストに関する市の助成金制度、そして一般ゴミ回収のゴミ箱のサイズを小さくすると税金がちょっぴり節約できる・・・・などなど。
それ以外にもこれまで知らなかったゴミ削減の話が沢山聞けて本当に良かった。
このあたりはここ数年で住宅地開発が急速に進んでいて、20年後にはこの行政区画の予想人口が2倍になると言われている。
ゴミの削減はまあどこも深刻な問題。
ここら辺はほとんどの住居が一戸建てです。
だからこそ、より一層力を入れてコンポストの普及に取り組むべきよな〜
この日、プレゼンターはゴミ削減のみならずこの地域が抱える環境問題について熱く語った。
なのにこのセミナーの参加者が3人だけってどういうこと?
聴衆が3人はなんぼなんでも少なすぎる。
こういうセミナーはもっと事前に宣伝せんとあかんあかん。
セミナー後の歓談時に、参加者の一人がこう言うてはりました。
台所の残飯を全部一般ごみに出している人は私の友達として認めない!ときっぱり。
そっか・・・
ある日、友達数人と家庭菜園やらコンポーストのミミズのことで話が大いに盛り上がったことがありました。
その場にいた友達数人のうち一人だけ、植物を育てることはもちろんコンポストなどには一切興味がない人がいたんよね。
私たちの話を辛抱強く静かに聞いた末、彼女が言った印象的なひとこと。
「ゴミはゴミの日に出せばいいでしょう? ゴミ回収に来ないの? 地方税払ってないの?」
これを急に思い出した。
----
オーストラリアでは一戸建てなら蓋の色が違う120リットルの大きなゴミ箱が各家庭に平均的には3つあります。
一般ゴミ用、リサイクル用、庭から出る廃棄物用の3つ。
回収日に家の前に置きます。回収の曜日と時間は地区によって異なりますが、一般ゴミは一週間に一度、リサイクルと庭から出る廃棄物は二週間に一度の回収です。
このセミナーに参加した後、早速我が家は一般ゴミのゴミ箱のサイズを小さくしました。
120リットル→80リットルに。
上の写真の一番右の赤い蓋のゴミ箱を我が家はひとまわり小さいサイズに。オットと二人の暮らしなので実はこれでも充分すぎるくらい。
もっと早くに小さいサイズにすべきでした。
ページ
▼
2019年11月27日水曜日
手作りクリスマスカード
友人が主催する手作りクリスマスカードのワークショップに参加した。
友禅紙という和紙を使ってのハイクオリティーなカードなんよ。
参加者の中で日本人は私だけ。なのに折り紙のスキルが恥ずかしいほど低くてとほほ。
隣に座った手先がとても器用なマダムのヘルプがなければ、私の作業はとうてい時間内に終わってなかったやろう。
こんなん。
ご購入ご希望であればまだ間に合うかも。
詳しくはこちら・・
https://www.sachicraft.com/cards-wall-art/
友禅紙という和紙を使ってのハイクオリティーなカードなんよ。
参加者の中で日本人は私だけ。なのに折り紙のスキルが恥ずかしいほど低くてとほほ。
隣に座った手先がとても器用なマダムのヘルプがなければ、私の作業はとうてい時間内に終わってなかったやろう。
こんなん。
ご購入ご希望であればまだ間に合うかも。
詳しくはこちら・・
https://www.sachicraft.com/cards-wall-art/
2019年11月21日木曜日
2019年11月17日日曜日
大人が道で遊ぶな
3連休開けの平日の昼間に、家の前の道でゴーゴー変な音がしてね。
「何かいな?」と思って外へ出たら、大の大人がスケートボードで頻繁に我が家の前を小刻みに行ったり来たりしてた。
へったくそやなあ〜
この辺の隣人ちゃうなあ?
見かけない顔や。
自分の家の前じゃあ、近所の人から苦情出るからちょっと離れたところまでやって来たに違いない。
大人が道で遊ぶな。
私が睨んだから?
そそくさとスケートボード抱えて走り去った。
スケートボードより走った方が早いっちゅー状況が笑える。
もうちょっと練習してこい。
近くに屋外のスケートパークっていう場所があるんやから。
「何かいな?」と思って外へ出たら、大の大人がスケートボードで頻繁に我が家の前を小刻みに行ったり来たりしてた。
へったくそやなあ〜
この辺の隣人ちゃうなあ?
見かけない顔や。
自分の家の前じゃあ、近所の人から苦情出るからちょっと離れたところまでやって来たに違いない。
大人が道で遊ぶな。
私が睨んだから?
そそくさとスケートボード抱えて走り去った。
スケートボードより走った方が早いっちゅー状況が笑える。
もうちょっと練習してこい。
近くに屋外のスケートパークっていう場所があるんやから。
2019年11月14日木曜日
冬に逆戻り
夏野菜の種まきのタイミングを誤った。
発芽の兆しがまったく見えないベジパッチで肩を落とす私・・・
暦の上では初夏のメルボルン。
サマータイムも始まって、先々週は日中の最高気温が30度を超える日が数日あったのに。
三寒四温どころか冬に逆戻り。
一年通していつもこんな感じ。
一日に四季がある・・と言われるメルボルン。
一日どころか一週間に四季があることも。
天候不順と表現するのか、不安定な気候と言えばいいのか?
もともと地球の大気なんて不安定なもの・・・
であれば、メルボルンの気候は変化に富んでいると言ったほうが多少ポジティブに聞こえるやろうか?
気候が温暖だからと言って四季のない場所へ引っ越したいか?と問われたら
うーん・・・今のところ答えはノーやな〜
やっぱり私はメルボルンを愛している。
発芽の兆しがまったく見えないベジパッチで肩を落とす私・・・
暦の上では初夏のメルボルン。
サマータイムも始まって、先々週は日中の最高気温が30度を超える日が数日あったのに。
三寒四温どころか冬に逆戻り。
一年通していつもこんな感じ。
一日に四季がある・・と言われるメルボルン。
一日どころか一週間に四季があることも。
天候不順と表現するのか、不安定な気候と言えばいいのか?
もともと地球の大気なんて不安定なもの・・・
であれば、メルボルンの気候は変化に富んでいると言ったほうが多少ポジティブに聞こえるやろうか?
気候が温暖だからと言って四季のない場所へ引っ越したいか?と問われたら
うーん・・・今のところ答えはノーやな〜
やっぱり私はメルボルンを愛している。
2019年11月7日木曜日
ラグビーワールドカップ
結婚披露宴でのこと。
同じテーブルに座った知人の旦那さんが、宴もたけなわやっちゅーのに携帯電話でラグビーワールドカップの生中継を静かに観戦してはりました。
この日、オーストラリア対イングランドの準々決勝。
オットは新郎新婦および披露宴のゲスト希望者の似顔絵を描いて大活躍。
多くの方々の笑顔を見ることができて、オットは大変喜んでいた。
私が新郎と初めて会ったのは、以前の勤務先に就業体験生として彼がやって来た時。
あの時はまだ彼は高校生やったなあ。
あっというまに立派な社会人となって、こんな綺麗で心根の良い女性と結婚するなんて。
披露宴も後半に差し掛かった頃の新郎のスピーチに大いに感動した。
不覚にも私は思わず涙をこぼしそうになった。
彼の両親と長年親しくさせていただいている。
なので私とオットは新郎側のゲスト。
皆でキャンプに行った時のことやら何やら彼がまだ学生だった当時のことを色々と思い出して、挙式の間も潤いたっぷりウルウルの遠い目になっていた私。
「ホンマ、ええ青年になったなあ〜」
ここ数年はオットの親族その他のお葬式に出席する機会が増えていた。
なので、婚礼の席に招かれるのはとても嬉しくてね。
嬉しさが過ぎて、この日の私はちょっと情緒不安定やったのかもしれん。
同じテーブルに座った知人の旦那さんが、宴もたけなわやっちゅーのに携帯電話でラグビーワールドカップの生中継を静かに観戦してはりました。
この日、オーストラリア対イングランドの準々決勝。
オットは新郎新婦および披露宴のゲスト希望者の似顔絵を描いて大活躍。
多くの方々の笑顔を見ることができて、オットは大変喜んでいた。
私が新郎と初めて会ったのは、以前の勤務先に就業体験生として彼がやって来た時。
あの時はまだ彼は高校生やったなあ。
あっというまに立派な社会人となって、こんな綺麗で心根の良い女性と結婚するなんて。
披露宴も後半に差し掛かった頃の新郎のスピーチに大いに感動した。
不覚にも私は思わず涙をこぼしそうになった。
彼の両親と長年親しくさせていただいている。
なので私とオットは新郎側のゲスト。
皆でキャンプに行った時のことやら何やら彼がまだ学生だった当時のことを色々と思い出して、挙式の間も潤いたっぷりウルウルの遠い目になっていた私。
「ホンマ、ええ青年になったなあ〜」
ここ数年はオットの親族その他のお葬式に出席する機会が増えていた。
なので、婚礼の席に招かれるのはとても嬉しくてね。
嬉しさが過ぎて、この日の私はちょっと情緒不安定やったのかもしれん。