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2022年8月26日金曜日

ちょっとしたこと


ベッドサイドに花を飾る・・・こんなの久しぶり〜

庭から摘んできた花をポンと入れただけ。

ちょっとしたことで朝目覚めた時、そして夜床につく時に気分がいい。

頑張れ、自分!

2022年8月23日火曜日

卒業アルバム



先日、高校の同窓会に出席した同級生男子から「この子覚えてる?」って同窓会の会場で撮ったその彼女の写真を名前とともにLINEで送ってくれました。

「その名前、な〜んとなく覚えはあるけど。ええっと・・ 同じクラスになったことあったっけ?」

素敵なローズピンク色のワンピースを着て同窓会の会場で同級生男子の携帯カメラに向かって微笑んでいる。

上品で別嬪のマダムって感じ。

ワンピースと似た色に塗られたアーモンドの形のネイルにでっかいダイヤの指輪。写真を拡大してそんなところを細かく見る私ってホンマいやらしいよね。

とにかく。。。私がぼんやり覚えている高校時代の彼女とはまるで別人でした。

何となく気になって、その日の同窓会には欠席していた別の同級生女子にラインで尋ねてみました。

「こんな名前の子、覚えてる?」

するとすぐに卒業アルバムを写メで撮って私に送ってくれたんです。なんて素晴らしい!

その上品な別嬪マダムは3年生の時に同じクラスでした。

そして卒業アルバムのグループ写真のページには私の隣の隣に写ってるやん。

「あ〜 この子かあ! 思い出したわ〜」

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実家の片付けのためにしばらく頻繁に日本へ行っていた時。

卒業アルバムをすべて処分しました。

5年ほど前かなあ?

さほどの躊躇はなかったです。実際に箱に入れて実家に置きっぱなしにしていた卒業アルバムのページをめくって見たことなんて一度もなかったからね。

そんな重くてかさばるものをスーツケースに入れてオーストラリアへ持って帰る気にはならなかったし、船便で別送するものは他にもあったしね。

私は幸せなことに今でも親しくしている学生時代からの大切な友人が日本に何人かいます。

人生の半分以上を私はオーストラリアで過ごしているのにね。

子育てや仕事で今よりもずーっと忙しかったであろう時も、私が一時帰国した際には時間を作って私に付き合ってくれたよなあ〜

家族と一緒に、または一人でメルボルンへ来てくれた友人も何人かいます。

このありがたい日本の友達との繋がりはテクノロジーのおかげもあります。インターネットの普及がなければ彼らとの友情の継続はもっと難しかっただろうと思うんです。

「私が卒業アルバム全部持ってなくてもいい。小中高校、大学の同級生の誰かがそれぞれ持ってくれているのだからもうそれでいい。」

あらためてそう思うんです。

でも、この松任谷由美のこの歌は好き!♬卒業写真♪



2022年8月18日木曜日

ポリスの車


課外授業かなあ? 
列になって歩く小学校低学年の子供たち。

後ろから近づくポリスの車にわーっと賑やかに手を振ってたのをたまたま見ました。

窓から手を出して小学生に応えるポリス。
サイレンは鳴らしてなかったけど、パトランプは回ってたから緊急は緊急やったと思うんです。

警察を呼んでパトカーを待つ人々、そして不意にパトカーに呼び止められる人たち、いずれにしても笑顔で手を振りながらパトカーに応じる人ってなかなかいないやろう。

ポリスカーや消防車のみならず、ゴミの回収車も子供たちに人気らしい。
ゴミの回収車が家の前に止まると、裸足で玄関から外へ出てゴミの回収車に見入っている小さな男の子。
そしてお母さんが慌てて追いかけて出てくるっていうのを近所で何度か見かけたことあります。

皆、あっという間に大きくなっていくんやろう。


2022年8月15日月曜日

プロテア

 


これは先週末にオットの親族宅のお庭からもらってきたプロテア。

プロテアの花言葉は「自由自在」。

ギリシア神話の海神のプロテウスが花の名前の由来らしい。

プロテウスが自由にその姿を変える力を持っていたからとのこと。


もらって嬉しいもの・・・

庭に咲いてるお花とか苗

家庭菜園で採れた新鮮な野菜や果物

手作りのお菓子とかまず自分で作らないもの、なんでも。

2022年8月6日土曜日

母の裁ち鋏

 隣町の日曜市に来てる研屋さんに古い裁ち鋏を研いでもらいました。


これは母が生前使っていたもの。
いつからこれが私の裁縫箱に入っていたのか、よく思い出せません。
母が他界した時に私がもらったのか、実家を売却した時にこちらへ持ち帰ったのか。
私はあまりお針仕事が得意ではないので、裁縫箱を開ける機会が少なくてね。

この裁ち鋏、おそらく50年以上前のものだと思うんです。

古いシーツやタオルを小さく切って雑巾にする時など・・・
私の手元ではそれくらいしかこの裁ち鋏は活躍のチャンスがない。かわいそうに。

それにしても切れ味が悪化。
捨てる? 

もったいなお化けが出た。

いや、研屋さんに持って行っても
「これは・・・・ちょっとね。」って古過ぎて眉しかめられたらどうしよう。

ところが研屋さんはこの古い裁ち鋏を見て
「丁寧に研いで生き返らせてあげるよ。大事にこれからも使えるように。」って。

切れ味、見事に生き返りました。さすがプロ!

母は手先が器用で針仕事がとても得意でした。
高校生になるまでは私と妹が着るものはほとんど母の手作り。
私たちが当時住んでいた社宅内に洋裁の先生(同級生のお母さん)が洋裁教室を自宅で開いていたので、近所で通いやすかったのでしょうね。長い間その同級生のお母さん先生に洋裁習ってたっけ。

編み物(機械編み)も。
冬のセーターやカーデイガンも母が編んでました。
成長とともに小さくなったら、ほどいてまた毛糸足してデザインちょっと変えて・・
編みなおしてね。

エコ。

母の器用さはきっと祖母譲りだったと思うんです。
そういえば母方の叔母や従姉妹たち、そして私の妹は皆手先が器用で針仕事がとても得意。

私以外。

研屋さんから戻ってきたこの裁ち鋏。
切れ味良くなったからといって 今後さほど劇的に活躍しないかもしれないけど。

鋏を裁縫箱にしまう時に裁縫箱の中を整理しました。
取れたボタンを付けるとか、オットのズボンの裾直しとか・・・
そんな小さな針仕事も億劫がらずにサッとできるように。


2022年8月4日木曜日

ハーモニカとカスタネット


病院の待合室で火がついたようにずーっと大声で泣き叫んでいる小さな女の子が・・
3歳くらいかなあ。
ついには癇癪起こして床にひっくりがえって、釣り上げられた直後の魚みたいになってる。
激しく奇声を発して、完全に混乱状態。

母親は特になだめるでもなく、目を閉じてぐったり椅子に座ったまんま。

すると・・・
突然ハーモニカの音が。
ステイービーワンダーのヒット曲、♪ユー・アー・ザ・サンシャイン・オブ・マイライフ♬
それはそれは美しい演奏が始まって、カスタネットを両手で鳴らしながら女性が側で踊り出したんです。

うわっ これはプロ?ってほどに上手なハーモニカ。

子供はもちろん泣き止んでじーっと二人を見ていました。
待合室にいた人たちの数人はハーモニカの音色に合わせて体をゆらゆらさせている。

ダサい刺青のお兄さんと髪をショッキングピンクに染めたお姉さん。
この二人が待合室にいたのは知ってたよ。
がら悪そうな感じやなあ・・・とチラチラ見てた私。

どうもすみませんでした。

小さな女の子が泣き叫んでいる間、こう思って母親と女の子を見てたのはあの待合室に私だけ?

「あの母親、自分の具合悪くて急遽ちっちゃい子連れて病院くるしかなかったんかなあ?」
「おもちゃもおやつも何も用意がないのかなあ? 子供が退屈するのは当たり前やん」
「誰かに預けられなかったのかなあ?」

人にはそれぞれ事情があるよな〜

ところでハーモニカとカスタネットのあの二人、もしかしたらどちらかが病人やったのかも。
いや、具合悪くて病院来る人がハーモニカとカスタネット持ってくるかなあ?
謎めいた二人ではあったけど。

優しい。

2022年8月1日月曜日

しつけ糸

 

「言ってあげた方がいいのかなあ。」

下ろし立ての新しいスーツなんやろうと思う。
白いしつけ糸がついたまま。
これはどう見てもしつけ糸。

お仕事のお話しておられる様子。
遠方からご出張かな?
大きなスーツケースを傍に置いておられたから。

「きっとそのうち周囲の人が気がついて教えてあげるよな〜」

いや、意外と
「そうなんですよ。でも、このしつけ糸気に入ってるんです」
なんて言うのかも。

おせっかいはやめよう。

で、私はカフェを出た。