平日昼間のガラスキの電車で、でっかいパンダのぬいぐるみを隣に座らせている若いビジネスマン。
この稀有な光景を目の端に捉えながらも一旦は向かいの席に座った私。
しかし、このビジネスマンに声かけずにはいられなかった。
むしろこのお兄ちゃんは誰かにパンダのこと聞いてほしそうにも見えた。
「このパンダ、どこへ持って行きはるんですか?」
するとこの若いにいちゃん、ちょっと照れながら
「姪の誕生日プレゼントなんです。彼女パンダが大好きで・・・・ プレゼント用のラッピングができないのでこのまま持っていくところなんです。」
はあ、なるほど。
その後もパンダについて似たような質問を次から次へと電車に乗り込んでくる人々に聞かれてはりました。
テープレコーダーのように同じ答えを繰り返すこの若い兄ちゃんがだんだん気の毒に
なってきて、代わりに答えてあげようかしらん、いや、丸くて白いパンダのお腹に「姪へのプレゼント」って書いた紙貼ったらええのに、などと眺めながら車内で退屈せんでよろし。
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