先日、交通事故の現場にたまたま居合わせてね。
目撃者として警察の事情聴取に協力したけど、なんだかな~だった日について書きます。
信号無視して猛スピードで走ってきた車が自転車に乗った若者を派手に跳ねた。
ヘルメット割れて転がってるし、ひどい外傷と出血あり。 えらいこっちゃ、かなりの重症やな。
そこに居合わせた近所の飲食店の店員のお兄ちゃんと私は
被害者に意識があることを確認⇒救急車呼ぶ⇒交通整理⇒怪我人励ます、など
見知らぬ同士とは思えないほど私たちは息の合った二人やった。
しかし!
非常点滅表示灯チカチカさせてそこに停まってた加害者の車が、すーっとその場を立ち去った。
「こらー! 待て~!」 (あとで知ったが私その時どうやら日本語で叫んだらしい。大丈夫か?私)
逃げ去る車の車種と色、ナンバープレートの番号だけは何とか覚えて携帯電話のメモ画面に入力。 指震えてる、私。落ち着け、落ち着け。ひっひっふー
救急車とパトカーが来た。早い! 素晴らしい!!
なんと加害者の車は盗難車であることが即判明。
警察官たちは厳しい表情と口調で私たちに長々と詰問した。
運転手や同乗者についてあれこれ、繰り返し同じことをしつこく聞かれた。
もしかして私たち責められてる? 「目閉じとったんかい?」って言われてるような気がした。
だいたい結構な数さっきまでそこにおった野次馬はいったいどこ行ったんや?
警察官が私たちに最後にこう言った。
「オッケー! 以上。 もう行ってヨシ」
ちっ!
私は心の中で強く舌打ちをした。
跳ねられたあの若者、回復に向かってるとええねんけど。
0 件のコメント:
コメントを投稿