自慢話に聞こえるかもしれんけど・・・と前置きしながら。
「どこかでお茶でもどうですか?」って見知らぬ殿方から突然お誘い受けた。
駐車場で駐車料金を払おうとしたら、駐車券の挿入口に無言で横から見知らぬ男性が割引券みたいな券を機械に入れてくれはってね。
半額くらいになった。
ちょっとびっくりしながらもお礼言うて立ち去ろうとしたときに声かけられた。
きちっと身体に合った素人目にも高級な誂えスーツ(吊るしとちゃうという意味)を着た感じの良い
ビジネスマン。
戸惑いながらもこういうところは素早くチェックしている私。
後から振り返ると、同じお断りするにもちーっとスマートな熟女(?)なりの言い方があったやろう!ってまったく冴えん自分に腹立つ。
「私、結婚してます」って咄嗟に言うてもうた。
そんなダサい断り方・・・・
まあ、おそらく新興宗教またはネットワークビジネスなどの勧誘やったかもしれんなあ。
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2016年9月29日木曜日
2016年9月17日土曜日
2016年9月11日日曜日
ピアノコンサート
まわりに日本語わかる人おらんと思い込んで日本語で好きなこと言うてたらあかん!って。
今更やけどまた大いに反省した出来事があった。
デジタルピアノの買い替えを検討開始直後に楽器店でイラっとした話を過日書きました。
こちらその後、親身になってこちらの相談および質問に応じてくれるお店にやっとたどり着いた。
「急いで決める必要ないならこんな催しもありますよ。」と
某メーカー主催の宣伝コンサートのチラシくれはったので行ってきました。
オーストラリア若手の新進気鋭のピアニスト。
デジタルピアノ新モデルの魅力を聴衆に印象づけるような選曲がお見事。(えらそーに 笑)
やり過ぎ感すら漂うダイナミックかつ繊細な奏法にうっとり。
バッハ、ベートーベンからジョージガーシュインまで自ら演目の説明しながら聴衆をリラックスさせてかつおおいに楽しませるこのピアニストに私は魅了された。
途中で客席からのリクエストにも応えるというサービスぶり。
この夜コンサートにつきあってくれたのは古くからの日本人の友人。
クラシック音楽のみならずバレエやオペラをこよなく愛し、幅広い知識を持つ文化人だけど
気取らない人柄。
久しぶりにこの夜旧友に会えたことが嬉しすぎて、私はちょっとお調子に乗っていたのかも。
様々なジャンルのリクエストに応えて次々と演奏するこのピアニストに
「流しのギターのおっちゃんみたいやな」とか「横森良造っていうアコーディオン奏者覚えてる?」とか戯言を客席で暢気にほざいてた。
すると・・・
げー!私たちのすぐ後ろに日本の人が座ってた。
このデジタルピアノメーカーの社員で本社から出張でメルボルンに来てはったらしい。
丸聞こえやったやろうな、私の声。
途中の休憩タイムにロビーでこの日本人ビジネスマンが私たちにまた声かけてくれてね。
会場入り口に陳列してあった最新デジタルピアノについてあれこれ親切に説明してくれはった。
静かな語り口調やったけど、新商品の宣伝への情熱をひしひしと感じた。
彼の情熱ひしひし感じながらも、私はまださっきの恥ずかしさが尾をひいて顔がポッポとほてったまんま。
あかんな、私。
2016年9月7日水曜日
暗闇のご馳走
お洒落なレストランではあるが、店内が暗すぎてせっかくのご馳走がちょいと見辛かった。
携帯電話を手に各自でライトアップ。
私たちのテーブル、きっと稀有な光景やったと思う。
食事の後半にはテーブルの上のダチョウの卵みたいな形の、それでなくても頼りなーいぼんやりとした光のランプの電球がぷつっと切れて・・・。
さらに暗い。
小さなランプをあちこちからかき集めて店員さんが慌てて私たちのテーブルに持ってきてくれた。
これ、どこかで見たことあるな。
ああ、そうや、仏壇の電気ローソクにそっくり!
皆の顔が下から仏壇の電気ローソクでそれぞれぼわーっと照らされて、まるでキャンプの夜テント内で怪談話しているような状況。
お料理はすべてワンダフル!
そしてサービスも抜群で奮発した甲斐あり。
隠れ家みたいなお店で表に看板なし。
もちろん事前の予約は必至。
夜、店内の照明が煌々と明るい飲食店は日本に比べると少ないかもしれん。
特に高級な飲食店ほどロマンチックに(?)店内は暗めの照明のような気がする。
以前会社勤めしたいた頃の異業種交流会のメンバーがこの夜久々に集っておおいに盛り上がり、
店内とテーブルの暗さを払拭するほど話題はとことん明るく賑やかに笑い転げた。