先週末、ニュージーランドのオークランドでのポップカルチャーのイベントでの話。
オットのブースに来てくれたお客さんのことを書きます。
陽気で愛想の良い熟年層の男性が私たちのブースにやって来た。
「この後、若いチャイニーズの女性がここに来ます。彼女の似顔絵を可愛く描いてください。」と言ってお金を先に払ってそそくさとその場を離れた。
私とオットはちょっと呆気にとられながらも
もしかしたら中国からの語学留学生か交換留学生を預かるホストファミリーなのかも?などとなんとなく勝手な想像をしたのである。
しばらくして、そのチャイニーズの女性が先ほどの男性に引きずられて現れた。
まるで強制連行.......
実は奥さんだった。
ご主人が何歳なのか、この女性が何歳なのか、ご夫婦の年齢差は知らんけど
「若いチャイニーズの女性」から私たちが想像したイメージとは全く違っていた。
ご主人にとってこの奥さんは永遠に「若いチャイニーズの女性」なんやろう。
なんだか微笑ましい。
ここまで嫌々オットの前に座った似顔絵モデルは初めて。
ご主人はずーっとご陽気で、奥さんの傍で次々と冗談ぶっ放している。
次第に奥さんのご機嫌も回復し、だんだん私たちとの会話も弾んだ。
お幸せそうな楽しいご夫婦。
オットが描いた奥さんの似顔絵、とても気に入ってくれはった様子。
ホット胸をなで下ろす私とオット。
その後すぐにまた私たちのブースにこのご夫婦が来てくれてね。
この日一緒に会場に来ていたお孫さんたちを連れて。
「この子たちも描いて」って。
どうもありがとうございます!!
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