バスの停留所でも電車の駅のプラットホームでも郵便局の列に並ぶ時も、とにかく最近はちょっとした待ち時間に携帯電話を手に取る姿が一般的。
先日、病院の待合室でひとりも携帯電話を手にせずに子供向けのテレビ番組をボーッと観てたという珍しい状況の中に私は居合わせた。
そこには子供がひとりもいないのに。
「違うチャンネルに変えてもらえませんか?」とすぐ側にいる受付の人に言えばいいんだけど。
受付の人がひっきりなしにかかってくる電話の応対などで忙しそうだったことと、皆きっと「そのうち私の名前が診察室から呼ばれるだろう」と躊躇していたと思う。
雑誌も新聞も何もない待合室。
私はうっかり携帯電話を病院の駐車場に停めた車に置いたままやった。
以前は必ず文庫本か雑誌などをバッグに入れて出かけてたのに、財布と携帯電話しか持たなくなってからもう何年になるだろう?
日本にいた頃の勤務先にしおりを集めるのが趣味の先輩がいた。
私の誕生日に毎年彼女が気の利いたしおりをプレゼントしてくれてたっけ。
会社を辞める時にも・・
今でもそれらは飾り箱に入れて大事にしている。
そうや、久しぶりにあの先輩に連絡してみよう。
確か今年あたり定年退職されるはず。
オーストラリアっぽいレアなしおりを探してプレゼントしよう。
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