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2023年7月10日月曜日

教会の献金

私には信仰がありません。
教会に行くのはオットだけ。

先日、夫が通う近所のカトリック教会に同行してみました。
土曜日のミサに・・・

入り口に献金をクレジットカードで支払う機械がデーンと設置されてたんです。
ひとくち10ドル。
古い建物と美しいステンドグラスを持つこの教会になんだかミスマッチな感じです。

コロナの影響でここ数年はさらにキャッシュレスが進んだのは確か。
でも、教会での献金までカードで?

ひとくち10ドル・・(しつこい)

現金を持ち歩かない人が増えたことにより献金する人が減ってるのかも。
教会の様々な活動が「献金」によって成り立ってるだろうからそれは困るよね。

カード支払い機のみならず、ミサのお祈りも讃美歌も進行に沿って大きなスクリーンに映し出されてました。

テクノロジー!

でも、ミサの最後には教会の代表者が参列者の席を布製の献金かごを手にまわっておられました。
以前通りよね、これ。
ちょっとホッとする私。

私の近くに座っていた小学校低学年くらいの女の子もお母さんに促されて献金してました。
自分の財布から「チャリン」と小銭を献金かごに入れているのを見て、その様子がなんとも可愛くてね。

まだ日本にいた頃、ほんの一時期でしたが週末にプロテスタントの教会の礼拝に通ったことがありました。
普段は思い出すこともなかったのに、この日急に遠い昔のことを思い出したんです。

初めて教会へ行った時に入り口の係の方にとてもあたたかく歓迎してもらったこと。
当時は入り口で教会備え付けの聖書と讃美歌の本を借りて席についていたこと。
教会の週報みたいな手作り感のあるプリントを受け取って、心静かに礼拝の開始を待ったこと。礼拝のプログラムとか教会からのお知らせなどを読みながら・・・
事前に献金分の小銭を財布に別仕訳してから教会へ向かったこと。
礼拝後のお茶会。
入り口近くのラウンジのようなスペースに教会の方々が用意してくださったコーヒーと紅茶をいただきながら、初めて会う人達とも当たり障りのない話をしていたこと。
お茶菓子の多くが礼拝に参加している人たちの持ち寄りと知ったのはだいぶ経ってからのことでした。

聖書の勉強も続かず、それっきり「無宗教」のまま。

オットは両親(すでに他界)が敬虔なカトリックの信者だった影響もあるのでしょうか、今年に入ってから週に1度は必ずミサに行きます。
30年間ほど週末に教会へ行く・・・という習慣から遠ざかっていたらしい。

なんで今になって?と思いますが、いいです。
好きにしー


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