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2020年7月31日金曜日

路上に羊


羊の群れが路上真ん中に大胆にも佇んでたんです。
30頭くらいいたかなあ?
どこから来たんやろう? この子たち。

近所の一般道で急に前が詰まってのろのろ運転・・・
反対車線も前方で詰まってる様子。
「え? 事故? 道路工事?」

違いました。

対向車と譲り合いながら羊の群れを注意深くゆっくりと追い越して、ちょっと走ったところに
家畜を運ぶトラックが非常点滅表示灯をチカチカさせて路肩に停まってた。
どうやらこのトラックから転げ落ちたらしい。

夕方の地方ニュースをテレビとネットで注意深くチェックしたけど、やっぱりそんな小さな出来事が取り上げられているはずもなく、新コロナウイルスの暗い話題一色。
昨日はビクトリア州の新感染者数が700人を超えてえらいこっちゃでしたから。
ちなみにビクトリア州の人口は660万人。(東京都は1400万人)

新コロナウイルスの感染拡大状況も心配だけど
あの後羊がどうなったのか、これも気になる。



2020年7月23日木曜日

外出時マスク着用の義務化

2度目のロックダウン中のメルボルン。
新たな感染者数がどんどん増えて心配です。
今日から外出時はマスク着用が義務となりました。
12歳未満の子供や教師などは対象から外されていますが、違反者には200ドル(約1万5千円)の罰金が科せられます。

日本と違ってマスクに不慣れな人がとても多いオーストラリア。
昨日、日本食材店で鼻がマスクから大胆にはみ出ているご夫婦を見ました。
店から出て駐車場へ行くまでのほんの数分の間にもさっきのご夫婦みたいに鼻がマスクから出てる人、それはそれは沢山いて気になってしゃーない。

バンダナ三角に折って顔に巻いてる人とか、タオルで口だけ隠してる人とか・・色々。

実は私もマスクに慣れてないんです。
ほんの短時間でも息苦しい。
マスクやらフェイスシールドしたまま長時間のお仕事をする人々、どんなに大変やろうと今更やけど思います。

1週間ほど前に州政府知事がこのマスク着用義務化を発表しました。
なので、「マスクなんて持ってないわ!」の人も準備期間は充分にあったと思うし
薬局やホームセンターなどにも使い捨てのマスクがまずまずの適正価格で山積みされてたから
「買えませんでした」の言い訳も通用しない。

外出時のマスク着用の義務化には反対の声も。
「こんな時はどうする?」「こんな人は?」
はっきり発表されていない部分がまだ多いから余計なのかもしれん。


2020年7月17日金曜日

お葬式は10名まで


新コロナウイルス感染拡大防止の制限措置のひとつに今回もこれが含まれています。

葬儀の出席者は10人まで。(葬儀業者は除く)

修理に出してテレビがない我が家。
昨夜、夕食終えた後にオットと話をしました。
「10人までの制限で自分の葬儀に誰に来てほしい? 念のため聞いとくわ。」

オットは8人兄弟姉妹の6番目。
両親はだいぶ前に他界してる。
兄弟姉妹+それぞれの連れ合い、それだけでもう10人越えてしまうやん。

いやいや、ちょっと待って。
私を含めるのを忘れてない?

オット「困ったなあ。」
二人して指折りながら数えて考える。

じゃあ、このロックダウン中にもしも私が死んだら・・・
もう考えるの面倒くさいから、葬儀なしでそのまま火葬して。
で、適当に散骨でええよ。

テレビ早くなおって戻って来ないかなあ〜


2020年7月13日月曜日

テレビなし



テレビの調子が悪くて修理に出しました。
我が家はテレビ一台しかありません。

普段、あまりテレビ観ない生活だったはず。
ところが!!
テレビなしってこんなに間がもたないなんて。
テレビが壁から外されて何もない。
修理に出した初日はその何もない壁向けてはリモコンのスイッチ押したりして。

新コロナウイルス感染者がここのところ激増して、メルボルンは2回目の都市封鎖。
なのでこういう時は余計にテレビでニュースを観たい・・・

だけど、向こう6週間の都市封鎖を州政府が発表した限りは制限措置に従うしかないんや。

ネットでニュースは視聴できる。

「ないはないでなんとかなる」と思えるかなあ?
テレビ以外の家電その他もこれを機によく考えてみようっと。



2020年7月11日土曜日

誰も来ない



日没後に我が家へ来るゲストのために、ソーラー式のハウスナンバーのプレートをネットで購入。

これまでのステッカータイプのハウスナンバーをビリビリ剥がして、オットがソーラー式のプレートを前庭の郵便受けに取り付けました。 

いや待てよ。
当分誰も我が家に来ないやん。

メルボルンはまた一昨日から6週間の都市封鎖となったんです。
5月から段階的に様々な制限措置が緩和されつつあったのに・・・
新コロナウイルスの新たな感染者が爆発的に増加してね。

介護などの理由以外で家族や友人を自宅に招待することができず、家族や友人宅への訪問も禁止事項に含まれています。

またメルボルンは振り出しに戻る!でがっかり。

ところで・・・こちらには表札がありません。
戸建ての家屋では表札の代わりに玄関や前庭の郵便受けなどにハウスナンバーとかストリートナンバーとか呼ばれる番地のような数字を掲げます。
これはオーストラリアだけではなく多くの欧米諸国がそうだと思うのですが。

通りの名前で住所が表記され、番地にかわるハウスナンバーやストリートナンバーで位置を特定できる仕組みなので、それぞれの家屋に表札は必要ないのです。

日本では明治4年に表札が使われ始めたらしいです。
戸籍法が制定されて庶民が姓を持ち、郵便法が施工されたのもこの年だったとのこと。
そして大正12年の関東大震災で多くの建物が倒壊して、同じ場所に再建できない家屋が多く、誰がどこに引っ越したのかわかるように表札の使用がさらに広まったのだそうです。

ということは、日本で表札が一般的になったのは割と最近のことなんやね。

まあ、日本でも最近は苗字だけの表札でさえ揚げるのを躊躇する人が沢山いると聞いたことがあります。
実際に住所と名前を知られたために犯罪に巻き込まれるケースが多いからやね。

玄関の表札に家族全員の名前を表記していた時代は、世の中が今よりやや平和で人々が穏やかやったのかもしれん。



2020年7月3日金曜日

縄跳び

近所で着飾った女の子たちが賑やかに縄跳びしてた。
小学校の低学年くらいかなあ。

お誕生会か何か・・・?と通りがかりに足を止めてぼんやり見てたら、お母さんが家から出てきた。

「おやつよ!家の中へ入りなさい。」

女の子たちは縄跳びを中断せずに楽しそうにグルグル縄回しっぱなし。
全身被り物女子がぶっとい尻尾を抱えてきゃーきゃーピョンピョン跳んでる。

妖精の格好した子が「お母さんも入って〜!」と叫んだ。
するとこのお母さんね、そばでボーッと立って見ていた私にウインクすると同時に私の腕をぐっと掴んで引っ張った。そして一緒に縄の中へ イン。

え? 私? なんで? 

そんなこと言うてる間もなく一緒に縄跳び・・・
31回でアウト。

「31回ベスト記録。参加してくれてありがとう」とワンダーウーマンの衣装を着た子が満面の笑みを浮かべて私にそう言うた。妖精と全身被り物女子も「ありがとう」って。

なんて可愛いんやろう、この子たち。

「良かったら一緒におやつどうですか?」ってこのお母さんが誘ってくれた。
どこまでフレンドリーなんや。

オット以外の人と久しぶりに話をした。
昨日からまたメルボルンの10地区で外出規制が敷かれた。
5月から段階的に規制を緩和してたのに・・・

まだまだ一進一退を繰り返すんやろうか。