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2020年12月30日水曜日

洗車します


住宅街で「洗車します」の大きなサインを掲げて庭先に立っている子供・・・

誰が洗車するんやろう?
で、どんな洗車?
子供のお小遣い稼ぎ?
親は知っているのか?
それとも洗車するのは大人?
「サイン持って表に出て立っとき!」って親に言われた?

興味津々・・・
車停めて子供に聞いてみたかったけど、あいにくその日の朝に車洗ったばっかり。
色々聞くだけじゃあ悪いと思ってそのまま通り過ぎた。

気になる。

2020年12月25日金曜日

クリスマスカード



我が家の今年のクリスマスカードはこれです。(オット作)

カードの裏はこんなん・・・


 年々ズボラになってクリスマスカードを実際に書いて投函する数が減ってます。

普段ご無沙汰している友達とはこの時期メールで年末年始の挨拶を兼ねて互いの近況を報告する・・っていう感じかな?

それでもインターネットのアクセスがない日本の高齢の親戚などにはクリスマスカードを年賀状代わりに書くようにしてます。

ところが、この半年ほどは新コロナ ウイルスの影響で日豪間の国際郵便事情が非常に悪くてね。まあ、これは日豪間だけじゃないだろうけど。

東京の友人がお盆の頃に投函してくれた葉書が2ヶ月後に私の手元に届いたり、熊本の集中豪雨で被災された知り合いにお見舞いの手紙を書いたら、それも届くのに2ヶ月かかった。

通常ならエアメールは1週間で届くのに。

エアメールで出したのに、郵便局の人が間違えて船便の箱に入れた?

いや、船便でももっと早い!

飛脚がウオータープルーフの袋を腰につけて海を泳いで、または手漕ぎのボートで南半球と北半球を行き来しながら郵便物を配達してるんちゃうか?って疑いたくなるくらいの日数がかかってる。

なので〜  こんな時に海外にクリスマスカードを投函したところでいったいいつ着くかわからないし、だからと言って早めに投函するとしてもどれくらいの余裕を見たらいいのかもわからず・・・

あれこれ考えてるうちにどんどん日が過ぎて、結局12月初めに日本含めて海外へのクリスマスカードをやっと投函した。

「お手元に届くのが年明けかもしれませんが・・・」と書き添えて。

年明けどころか節分の頃かもしれん。


2020年12月24日木曜日

ネイルサロン


クリスマス前に足先も綺麗にしておこう!と先日ネイルサロンでぺデイキュア〜
ここ最近涼しい日が続いてますが、メルボルンは夏なんです。

足の爪やすったり磨いたりなんだかんだの工程が終了。
マッサージチェアのスイッチをオンにしてもらってマニュキュアが乾くまでリラックス。

ずーっとこのマッサージチェアに座っていたいな〜 
ところでこのマッサージチェアの値段っていくらくらいするんやろう?
いや、我が家には置く場所ないな〜 

なんてあれこれ思いながら・・・
うつらうつらしてたその時!

指先にはめてたスポンジセパレーターをお店のお姉さんが無言でいきなりグインとやや乱暴に両足同時に引っ張って取ったんです。
えらいびっくりしたし、ちょっと痛かった。
目を閉じてうとうとしてた私が悪いっちゃー悪いねんけど。


スポンジのセパレーターってこんなん。↑

びっくりしすぎて
「ひゃっ!!」って素っ頓狂な恥ずかしい声が出そうやった、もうちょっとで。

どこのネイルサロンでもたいていは「もう爪、乾きましたね〜 これ取りますよ。」って優しく声かけてくれて、それからゆーっくりとセパレーター片方ずつ外してくれるのに。

お店、この時結構空いてたんやけどなあ。
いや、お店は空いてたけどこのお姉さんは忙しかったんかもしれん。

お茶のお稽古の日に先生が水屋でよくおっしゃるこの言葉を思い出した。
「急いでいる時ほど所作は丁寧にゆっくりと」

ホンマ そうやね。
気をつけよう。

2020年12月17日木曜日

ガレージに猫


近所の猫にえっらい怒られた。
我が家のガレージで。

車で食料品の買い出しに出かけた日のこと。
帰宅後に台所で荷ほどきしてたら、猫の大きな鳴き声が近くで聞こえてきた。
裏庭チェック、前庭チェック。
だけど猫の姿はどこにもない。

おかしいなあ。かなり近くで鳴いているのに。
どこにいるんやろう? どうしたんやろう?
この鳴き声、普通じゃないなあ。

しばらくしてやっと気づいた。
家の中からガレージにアクセスできるドアがあるのですが、そこ開けたら
ガレージの中に激怒の形相で鳴きわめいている猫がいたんよね。
あ、この猫! 近所の猫やな。見たことあるある。

あ〜 驚いた。

で、いつの間に?
きっと私がさっき買い物から戻って車から荷下ろししている時に入ったんやろう。

「あんたが勝手にうちのガレージに入って来たのに、なんで私が怒られなアカンの?」

猫に気づかずガレージのシャッター閉めたのは私やけど。
シャッター閉める時に外へ出遅れて、そんでその時黙ってたのはアンタやんか!

ガレージのシャッターを開けると、スタスタ〜と小走りで出て行った。
家の前の道路横切ってすぐに振り返って私を見たその顔がね、まだ怒ってた。

💢・・・・


私はオットにこう言われたことがある。
「あんたは自分で自分の機嫌を取るのが苦手やな」って。
そう、私は一旦嫌な感情に陥ると、気分の回復に時間がかかる。

人(猫)の振り見て我が振り直せやな。




2020年12月14日月曜日

ぺちゃんこになってた


 先日、近所の前庭の夜間クリスマスの飾り付けについて書きました。


日中に通りがかったら、空気が全部抜かれてぺっちゃんこになってるお宅が目立った。

夜中にナイフで切られてエアバルーンタイプの飾り付けがワヤになったお宅が続出したとのこと。

なんでそんなひどいことするんやろう??
その被害を避けるために日中は空気抜いてるねんて。


2020年12月9日水曜日

クリスマスの飾り


先月末あたりから近所の前庭のクリスマスの飾り付けが始まった。
まるで競うように。
去年よりも少し早いようにも思うし、全般的にどのお宅の飾りもうーんと派手な気がする。

 厳しい外出規制が長期に続いたことも関係するのか?

空気注入式のでっかいサンタやら雪だるま(真夏やのに)やソリを引くトナカイとか・・
エアバルーンタイプの飾りっていつからこんなに人気が高まったんやろう?
ライト付きで夜間ライトアップされる。

小さな子供がいたとしても私は絶対買わないやろう、こういうの。

我が家は12月に入るとクリスマスリースを玄関のドアに下げます。
このクリスマスリースはアートフラワーが得意な東京に住む友人の手作り。
世界に一つしかない私のお気に入り。
もう15年以上、毎年このリースを飾る時期になると「どうしてるかな」と思いながら
連絡を取る機会を逸して、あっという間に時が過ぎた。

彼女にクリスマスカード、出してみよう。

2020年11月30日月曜日

ロードトリップ その3 最終


 内陸地のWangarattaから海沿いのLakes Entranceという町までクネクネ山越えしながら300キロの道のりをほぼ一日かかってゆっくりとドライブ〜


私たちが泊まったのは海のすぐ側。
ここもまだ閑散としていて、新コロナウイルスによるロックダウンが緩和されたと言ってもそれはまだ最近過ぎるのか。
いつもならこの時期、もっとこの町全体がホリデー客で賑わうのだろうけどね。
まだまだ平常通りではない感じがしました。

ヨットもジェットスキーもコンテナ船も漁船もなーんにも視界に入ってこない。
そんな裸の(?)静か過ぎる海を見るのは久しぶり、ホンマ。

1時間ほど砂浜に座ってボーッとしてたんですが、私たち以外とにかく浜辺に誰もおらんのです。

アイスクリーム売ってる海の家とか売店などもともとナイ!

そろそろ黙って海見てるのも飽きた頃、砂浜を乳母車押してる大胆な女性が目の端に・・・
かなり四苦八苦している様子。
そりゃあ、そうやろう。

乳母車のタイヤが半分くらい砂浜にめり込んでるやん、奥さん!

お母さんの困り果てた様子を察したのか、何なのか。
赤ちゃんは火がついたように大声で泣きだした。

オットは見るに見かねて乳母車押すの手伝いにダーッシュ。
途中で乳母車の方向変えて乳母車を引いてたなあ。
で、オットは最終的に乳母車を持ち上げて水際近い場所まで運んでました。

砂浜に乳母車って。
まあ、理由があったんやろう。

それより「旦那はどこ行ってん? 奥さんひとり?」と私は聞きたかった。

この海沿いの町に滞在中はずーっとダラダラ何もせんかったなあ。
まあ、これはいつものことですが。
私達は忙しい旅が苦手。

朝は目が覚めた時間にむっくりと起き、海沿いを散歩して疲れたらその辺に日影見つけてしばし寝っ転がり、そしてまた歩く。
喉が乾いたら宿に戻って太陽が高い時間でも構わずバルコニーでビール飲む。
カラッとした海風が心地よい。

ビールはチェックインした時に近所の酒屋でたっぷり買った。
部屋の冷蔵庫でキンキンに冷えているのであ〜る。

ビールってこんなに美味しかったっけ??

お腹空いたら時間気にせず開いているレストランを探して何か食べる・・
夜はホテルの部屋で眠くなるまでワイン飲みながらテレビ観る。
つまみはナッツとコーンチップス。
そして寝る。

極上の旅だったなあ。

今日でオーストラリアのヴィクトリア州の新コロナウイルス新規感染者は約1ヶ月ゼロ!
これがずーっと続くことを祈るばかりです。

ところで安心して日本へ行くことができるのはいつになるんやろう?
望郷の念が増す今日この頃でございます。


2020年11月28日土曜日

ロードトリップ その2


最初に2泊したヴィクトリア州の内陸地の町、 Wangarattaのホテルにて。
地下の駐車場に停めた私たちの車のフロントグラスに翌日の朝小さなメモが挟まってた。

「フロントグラス、磨いておきました。この度は当ホテルにお泊まりいただきありがとうございます。楽しい1日をお過ごしください。」って。

両隣の車にも同じメモが挟んでありました。

うわ〜 ええサービスやん。
ラグジュアリー!
オーストラリアじゃないみたい・・

私たちが泊まったこのホテルは決して5スタークラスのホテルではありません。
日本のちょっと高級な宿ならこういうサービスってさほど感激するほどのことじゃないのかもしれないけど。
まあ、日本ならわざわざ「フロントグラス、磨いておきました」とワイパーに紙を挟んだりせんかもね。

そういうのが日本の美しくさり気ない「おもてなし精神」の基本なんやと思う。

なーんてオーストラリア人のオットに偉そうに長々自慢してる私。
そして黙って私の日本自慢が終わるまで辛抱強く話を聞く(フリする)オット。

ロードトリップ その3に続く

2020年11月26日木曜日

ロードトリップ その1


長かったロックダウンの規制が緩和されたオーストラリアのメルボルン。
急に思い立って先週、車で超のんびり旅行に出かけた。

初日、内陸地の最初の滞在地へ向かう途中のこと。
私たちの車の前に小型トラックの荷台に羊と牧羊犬がぎゅうぎゅうに一緒に乗っていて
オットと私はずーっとそれを見ながら運転してた。

互いにすごく乗り心地が悪そうで、ずーっと落ち着きなく荷台で小競り合い。
羊たちと牧羊犬がどういう会話を交わしているのか・・・・
想像しながら運転して、しばし退屈しのぎになった。

5日間で計1000キロくらい走りました。
まだどこも静か。

レストランやカフェ、ワイナリーなどの多くがまだ閉まっていてね。
でも、そんなことよりも初夏のこの良い季節に美しい自然の何もかもを静かに独り占めできるなんて、これ以上の幸せはないと感じた。

来月になれば、学校の夏休みが始まる。
もっと家族連れであちこちが賑わうやろう。

いやしかし・・・
寄せては返す波のように、いつまた新コロナウイルスの新規感染者が再度急に増えるかもしれん。

相変わらず先の予定が立てにくいです。

だけど、そのうちに・・・は良くない。

今行きたい場所には今行けるなら行って、会いたい人にはできるだけ今会おうと思う。


ロードトリップ その2に続く。





 

2020年11月16日月曜日

無料です


種から育てた夏野菜。
今年は発芽率が思ったより良くて苗がぐんぐん育ったのはいいんですど、数がちーと多い。

我が家の菜園は作付け面積が極めて控えめサイズなんです。

トマトと紫蘇の苗を小さなプラスチックの鉢に入れて朝一番に前庭に置いてみた。
「無料です」のサインを貼って。

買い物から帰ってみると、それらの野菜の苗が全て引き取られた様子。
「ああ、良かった。」

昼食後にしばらく前庭で庭仕事してたら、犬を連れたご婦人が来られてね。
「今朝、犬の散歩途中に野菜の苗を頂きました。」ってお礼のカードをくださったんです。

手作りの素敵なカードで、お人柄を察することができるような整った優しい字。
もう感激!



と同時に反省もした。

以前通っていたスポーツクラブの受付に常時「ご自由にお持ち帰りください」の箱が置かれていて、スポーツクラブの会員なのか従業員の誰かの庭で採れ過ぎた果物や野菜を無料で提供してくれてはりました。
私はしばしばレモンやらアプリコットやらを頂戴していた。
でも、一度も提供してくれた人を探してお礼を言うたことなかったなあ。
「これ、どなたにお礼を言えばいいですか?」と受付の人に聞くことくらいできたのに。

アカンな、私。




2020年11月2日月曜日

手指の消毒



お店の入り口で手指を消毒するのはもうすっかり新しい生活習慣の一つとなりました。
手をかざすとセンサーが働いて自動的に消毒液が出てくるタイプのものが近所のスーパーの入り口に置かれているし、ショッピングカートのハンドルやバスケットの持ち手を消毒するロールタイプのウエットタオルもある。
(このウエットタオルで洟かんでるおっちゃんを先日見た。)

メルボルンで200日以上続いたロックダウンが少し緩和されて、飲食店やら小売店がだんだん営業を再開しつつあります。
相変わらず自宅から25キロ内の制限はあるものの、久しぶりに外食した日のこと。

このレストランの入り口に置かれていた手指の消毒剤は手動のポンプ式やった。
オットはいつも通りにポンプのノズルの下に手のひらを受け皿にしてポンプを押したんですが、消毒液はノズルが下向いているにもかかわらずほぼ真っ直ぐに勢いよく飛び出してね。オットのズボンを派手に濡らしたんです。

慌ててハンカチで拭いたけど、むしろ消毒液が広範囲に・・・

よりによって濡れた場所が場所だけにまるでお漏らし。

この後、ウエイトレスさん達にいちいち説明するオット。
聞かれもしないのに、なんでズボンのソコが派手に濡れているかを自主的に説明しているオットが不憫やねんけど滑稽でもある。

私「誰も見てないし、誰も気にしてないって」
と慰めたり励ましたりすればするほど、オットはだんだん不機嫌になっていく。

まあ、笑いながら「気にせんとき」と言う私もいかんのですが。

手指の消毒液って主要成分がアルコールとかエタノールのはず。
なのに、これがなかなか乾きが遅いんだわ。

今後は気をつけよう。
ノズルが下向いているからと言って消毒液が真下に出てくるとは限らんのです。




2020年10月27日火曜日

聞き下手


オットの趣味の話に付き合うのが苦手です。
居合道と杖道。

かれこれもう15年以上熱心にお稽古を続けています。
ここ半年は新コロナウイルスの影響で週一回のお稽古はお休みですが、それでもほとんど毎日裏庭でのひとり稽古は欠かしません。

居合道・杖道のなんだかんだをYoutube観ながら色々と詳しく私に説明してくれるオット。

ごめんよ・・・もうええげん気がついていると思うけど。
私 日本の武術に興味ないねん。

日本のネットフリックスを観るためにExpress VPNを去年の11月に1年契約したんです。
なのに、ここのところ日本のネットフリックスがExpress VPN をブロックしたらしくて海外からの視聴がしばらく不可能となってね。とほほ。

日本のネットフリックスを観る時はたいてい自分の仕事部屋のデスクトップのパソコンで観るのですが、しばらく居間でオットと一緒にテレビの画面の前に座る時間が少しだけ増えたことがあって。

3年前、居合道の昇段試験のために神奈川県の川崎市にある大先生の道場に1週間通って終日の事前稽古をしてから横浜での実技試験に臨んだ。
あ、それから日本から上段者の先生方がオーストラリアに来られる強化稽古が他州で開催される時もオットは必ず毎回参加します。

そのうち「真剣買いたい」って言い出したらどうしよう・・ いや、きっと言う。
同じメルボルン支部の上段者の仲間には真剣保持者が数人います。
高級乗用車が一台買えるほどの値段らしい。

こんなにも「好きな趣味」があるオットが少し羨ましくもある。

私の女友達のひとりに定年退職後に突然ゴルフを習い始めた人がいます。
「ゴルフが好きって知らんかったわ」と私が言うたら意外な答えが返って来た。

「旦那と同じ趣味をこれからは一緒に楽しみたいからね。中古やけど道具も一揃え買ったんよ」

彼女、旦那さんのことホンマに好きなんやな。
感心したことを思い出します。

長かったメルボルンのロックダウンにいよいよ終止符が・・・
2日連続で新規感染者がゼロ! 

そうや、彼女に連絡してみよう。
その後のゴルフの話を聞いてみたくなった。

2020年10月25日日曜日

犬禁止



駐車場すぐの側にも「No Dogs」のサインがあるのに、歩き始めて30分ほどでいきなりワラワラと鎖に繋がれていないワンコ達に5匹に囲まれた。
ここは犬禁止のはず。

我が家から15分ほど車で走った場所へブッシュウオークに出かけた日のこと。
鳥のさえずり以外、風の音しか聞こえない静かで美しい自然の中でご機嫌だったのに。
にわかに私の気分がだだ下がり!

どないなってるねん?

しばらく歩くと、それぞれの飼い主らしい人達とすれ違った。
皆愛想が良くて「ハロー」と言ってくれるのはいいけど、ここで犬を自由奔放に散歩させたらあかんやろう。

あちこちにカンガルーやウオンバットの新鮮な落とし物を見た。
ここが犬禁止の主な理由はおそらく野生動物を守るためやと思う。

オーストラリアでは公園やブッシュウオークのコース、それからキャンプ場やビーチなども犬オッケーの場所とそうではない場所がはっきり分かれている。
鎖なしで散歩が可能な場所とそうでない場所も。
飼い主のマナーのみに頼らない、明確な決まり事がある。

実はかなり前に犬に飛びかかられて派手に転倒したことがあってね。
家の近所の公園を鎖なしで散歩していた大型犬だった。
明かにこれはルール違反。
慌てる様子もなく、私に手を差し伸べて起こしてくれた飼い主が笑顔でしゃらっとこう言わはった。
「この子、すごく人懐っこいの。あなたのことが好きなのよ〜」

謝罪なし。怪我はなかったけど・・・ でも服はかなり汚れた。

それ以来、鎖に繋がれていない大型犬を見ると正直ちょっと怖い。
たとえ鎖に繋がれていても、飼い主をグイグイ引っ張りながら荒々しく歩く大きな犬とすれ違う時は無意識に体に力が入ってしまう。

散歩中にすれ違う全ての人があなた達同様にあなた達の犬を心底愛しているわけではないことを知ってほしい。

犬、好きだけどね。

2020年10月19日月曜日

きっちりにびっくり


薄切りの牛肉や豚肉、その他アジア食材をオンライン注文できて配達してくれる韓国レストランの業者を情報通の友人が教えてくれてね。
早速注文してみました。

配達の日、だいたいの到着の時間を2回もテキストメッセージで送ってくれてね。
それだけでも大感激!
オーストラリアじゃないみたい・・・

約束の時間に来ない、遅れてもこちらから連絡しない限り業者からの連絡はない。
遅れるどころかその日のアポをすっぽかしても平気。
そんなんばっかりなので、余計に感激したっちゅーわけ。

で、到着が結局予定より10分遅れただけやのに「遅れてすみません」って謝ってた。
電車も飛行機も10分遅れたくらいで誰も責めない、そして謝らないこのオーストラリア 。

きっちり過ぎてもうびっくりや。
とても礼儀正しくてキビキビした韓国人の学生アルバイト風の若者。

好条件で雇われているといいねんけど・・などと要らぬお世話の心配をする私。

ええかげん空が暗くなりかけてる時間やのにまだあと5箇所の配達があるって。
もうちょっとで「お腹空いてない?」って言うてしまいそうになった。

新鮮で高品質の魚介類をオンライン注文して配達してくれる業者さんとか、日本食材を売るお店も同様のサービスしてますが、我が家は郊外の郊外のこれまた端っこ。
たいてい配達可能エリアから大きく離れてしまいます。

しかし!
この韓国レストランは曜日ごとに配達区域を分けて受注しており、我が家も配達可地域に入ってました。(ガッツポーズ)

昨日、ビクトリア州政府知事の発表によりメルボルン都市圏での 外出規制が5キロから25キロに緩和されました。しかし、我が家の場合は制限が5キロから25キロに変更になったところでメルボルンの街中へ行けるわけでもなく、日本食材を売るお店に行けるわけでもなく。
あんまり変わらんなあ〜って感じ。
もうしばらくの辛抱です。

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メルボルン在住の私みたいな郊外にお住まいの方、ここ便利ですよ。
100ドル以上で配達料無料です。(2020年10月現在)

(注意)
100ドル以上注文しても決済前に自動的に配達料が無料になりません。
配達無料のボックスを自分でクリックするのをどうぞお忘れなく。



2020年10月9日金曜日

手袋したまま



ゴムの手袋したまま手の消毒・・・・

オットの車の調子が悪く、出張サービス業者さんに我が家へ来てもらった。
作業が終わって支払いの際、この業者さんはゴムの手袋したまま除菌スプレーを手にかけてはりました。

え?

それってなんかおかしない? その手袋、使い捨てちゃう?

医療現場で働く人とか飲食店の従業員じゃなければ、こういうのはOKなんかなあ?
気になる。

2020年10月5日月曜日

フリーレンジの卵

放し飼いで育った鶏の卵を 近所のバイクの修理屋さんで試しに1ダース買った。
ちょっと離れた田舎町に住んでおられるここの大将。
大将のお宅の近くに住むお母さんが庭で鶏を飼っておられるらしい。

それぞれの卵のサイズはバラバラで色も違うけど、羽も糞もついてない。綺麗な卵。
家に戻って念のため注意深く水洗いして早速ひとつ割ってみた。

う〜ん、まあまあ。

でも、やっぱり普段買っている卵の方がうーんとええなあ。

いつもは日曜市に出店しているフリーレンジの卵の生産者から買ってます。
しかし、新コロナウイルスの感染拡大防止のための外出規制で自宅から5キロ以内の行動しかできず、残念ながらこの日曜市は5キロ圏外なので行けなくなりました。

この日曜市で買う卵はね、白身も黄身もお箸でつまめるほどしっかりしていて混ぜようとしても簡単には混ざらないくらい新鮮で、殻がカチッと固くてね。
卵かけご飯にも安心。

一旦上質の卵を知ってしまうと、もう後戻りができないんですわ。

小屋の中やら屋外で自由に動き回る鶏の卵をフリーレンジと呼ぶのですが、フリーレンジにも色々ある・・と知るきっかけとなったのは友人のブログ。

ここ数年私がちょいとこだわって買う卵は1ヘクタールにつき100羽以下の鶏飼育のフリーレンジの卵です。

生鮮食料品すべてをオーガニックで・・というガチガチな暮らしではありません。
しかし、卵だけはフリーレンジのレベルを意識してちょっとだけ奮発している我が家。
奮発したところで週に1ダースか2ダースしか買わないので奮発って言うてもたいしたことはないんですけど。

しゃーない。

しばらくの間は卵も近所のスーパーで買うしかないなあ。

2020年9月25日金曜日

パニック買い


すごい数のトイレットペーパーがガレージの壁一面にびっちり積まれているのが丸見え。
 ガレージのドア、堂々と開けっぱなしにするな〜!

散歩の途中にこんなの見て、天気は良いのに気分は悪い。

新型コロナウイルス感染拡大への懸念からメルボルンでパニック買いが加速した3月頃にまとめ買いしたトイレットペーパーに違いない。
あれから半年以上経つのに当時いったいどれだけの量を買い込んだんやろう・・・



歩行器を押してスーパーに買い物に来ていた高齢のご夫婦が空になったトイレットペーパーの棚の前で立ち尽くしておられた。
気の毒な姿を思い出した。

あの頃の自分のパニック買い、恥ずかしいとも何とも思ってないからガレージのドア開けっぱなしで呑気にビールなど飲んでるんやろう、このアホタレが!!

目でこの人の胸をブスッと刺しておいた。

でも、本当のことはわからない。勝手に想像して腹立てるだけやから。

2020年9月21日月曜日

さわやか君


 スーパーのセルフチェックアウトで機械の操作を間違えたりなんやかんやで、頻繁に店員さんの助けを求めている若い男性がいた。

礼儀正しい「さわやか君」っぽい感じではある。

しかし・・・
嫌な顔せずに繰り返し「さわやか君」を助けに来る店員さんに冗談言うたりしてちょいと浮かれポンチになってる。(ように見えた。)

ワザとやってるやろう? あんた。

寂しい病?
厳しい外出制限のせいかも。

2020年9月17日木曜日

マイピュアレデイー


最近、目覚めた時に明るい春の陽射しが窓から入る朝はこの歌がしばし頭をグルグルする。

朝食を食べ終えた頃にたいていフェイドアウトするんやけどね。

マイピュアレデイー

尾崎亜美のこの歌。

特に高校生だった頃にこれら大手化粧品のテレビコマーシャルで次の季節のワクワク感みたいなものを楽しんでいたように思う。

今でも日本に行くたびにデパートの衣料品売り場とか、スーパーの食料品売り場での季節の先取り感が楽しい。

「まだ肌寒いのにもう水着?」とか「残暑厳しいのに、もう栗が店先に並んでる!!」とか。

和菓子のお店などで季節を感じるのも「ああ、日本っていいなあ」としみじみ思う。

私が住むメルボルンは大きなオーストラリア大陸の他の州と比べても4つの季節がはっきりしている気候区分。

しかし、人々の装いは季節を意識することなく年中着たいものを着る。暑さ寒さを我慢してまで季節先取りのお洒落する人なんてまずいない。

皆バラバラ。

もちろん、衣替えなんてものもない。

着物には四季折々の決まりがあって衣替えのしきたりが重要視されている。洋服が主流となった現代でも日本では実際の季節より一足早く次の季節のものを身につけるのが粋なんや・・と祖母から子供の頃に聞いた気がする。

化粧品CMソング ベスト10など

こんなん見てたら懐かし過ぎてどんどん時間が過ぎまっせ。注意!

2020年9月14日月曜日

芝刈り



お隣さんにえらい感謝されて気分が良かった日のことを書きますね。

天気の良い日にオットが裏庭で芝刈りしてたら、お隣の奥さんから電話がかかってきてね。

お隣さんはこれまで定期的に園芸業者に庭の手入れと一緒に芝刈りも頼んではったことは知っていたんよ。
だけど、新コロナウイルスの影響でいつもの業者に来てもらえなくなったとのこと。
なのでオットにいつでもいいから芝刈りをお願いできないか?って。

芝刈り機の音聞いて電話してきはったんやろう。すっごい恐縮の声。
お隣さんはご夫婦二人暮らしで、ご主人は最近リタイアされた。

オット「芝刈り機貸してほしい・・じゃなくて、芝刈りしてほしい・・・って? 僕に?」
などと言いながら、オットはやや怪訝な顔で芝刈り機を押してお隣さんへ。

お隣さんと我が家は庭も家のサイズも似たり寄ったり。
なのに、エライ長いことかかって丁寧にオットは芝刈りしてるな〜
塀越しに芝刈り機の音聞きながら思ってた。

塀の向こうで芝刈り機の音が止んだ後もオットはしばらーく帰って来ない。
お隣のご夫婦と四方山話に興じてたらしいんよね。

オットは上機嫌で帰ってきた。

この日まで知らなかったんだけど、お隣のご主人はずいぶん前から膝やら肩を痛めておられたらしい。
だからこれまで園芸の業者さんにお庭の手入れを頼んでたんやね。

お隣は裏庭の芝がボーボーに伸びて、たんぽぽやら何やらあちこちに咲いてちょっと荒れた感じやったらしい。

オット「遠慮せんともっと早く言うてくれたらええのに。またちょいちょいお隣の芝刈りを手伝ってあげんと・・・やな〜」

最初に言うてたこととエライちゃうやんか、あんた。
お口にチャック

まあ、ええ。
私「誰かの役に立つことができて、良かったやん。」

私も気分良かった。
そう、私は何もしてないけど。

滅多に会うことなくても、ご近所とのコミュニケーションは大切やな。


※ 以前ここに書いた裏庭でしょっちゅうタバコを吸う騒々しいお隣さん夫婦とは反対側のお隣さんです。
裏庭で頻繁にタバコを吸う喫煙者夫婦のお隣さんは、家を売却してつい最近どっかへ引っ越して行きました。
イエイ!
 

2020年9月10日木曜日

怒りっぽい私

  

道路工事の現場で堂々とおやつ食べながら「ストップ」のサインを私の車に向ける、お兄さん。
あのな〜 アンタのおやつをまず「ストップ」させんかい!と言いたい。

交通量が極めて少ない田舎道の工事。
片側1車線に制限されてること自体にはさほどイライラしないけど、マスクなしでおやつ食べながら工事現場で仕事するってどないやねん?

郵便局とか銀行の窓口業務の人などなど、ガム噛みながら接客しているのを目にすると嫌な気分になる。
マスクで顔半分隠れててもよーわかるんよね。

たまに外出すると、あれやこれやが以前より気になる。
そしてなんだか怒りっぽい私。

やっぱり新コロナウイルスによる外出制限のせいかなあ?

2020年9月6日日曜日

大阪って中国のどの辺?



手紙をポストに投函しようとした時、パトカーから降りてきた若い警察官に職務質問受けた。
自宅から5キロ以内の行動範囲に制限されている時だから、住所確認したいんやろう・・すぐに察しはついたから別にびっくりもしなかったし緊張もせずに運転免許証を見せた。

で、聞いてみた。「なんで私?」

言葉の壁が原因で新コロナウイルスの感染拡大防止の対策とか外出制限の規則が理解できていない人が多い。他文化社会のメルボルンでそれが特に問題となっているとのこと。

私「・・・・だから?」

ムッとしてきた。💢

警察官「あなたは英語大丈夫だから問題ないけど・・・ ところで出身はどこですか?」
急に取り繕うようにフレンドリーっぽく違う質問してくるこの警察官。

私「日本人です」
警察官「日本のどこですか?」
私「大阪の近くです」

神戸って言うてもわかってもらえないことが多いから、こういう場合は大阪の近くと答えるようにしています。

日本に行ったことがある・・とか日本の地理をある程度知っている人はさらに詳しく聞いてくれることもあるけど。

しかし!
この警察官はこの次になんとこう言うたんです。

「大阪って中国のどの辺?」

一人のボケに役者全員が舞台でドーンと派手にズッこける吉本新喜劇が頭に浮かんだ。
こんな感じ。
防弾少年団、吉本新喜劇で「100点」のコケ芸披露

いや〜 こんな人いまだにおるんやね。
私も世界地理にさほど強くないから、あんまり人のこと言えないけど。

小学生の頃に白い紙に世界地図をスラスラーっと上手に描いて、各国指差しながらそれらの首都を全部言える子がクラスにいたことを思い出した。運動会の準備の時に体育館裏の倉庫に入ってる万国旗の箱を開ける際にも、彼はそれぞれの旗の国名を全て知っていてね。
誰も頼んでないのにその時々に世界地理の知識と記憶力を彼は皆に披露して注目の的だったっけ。普段は全く目立たないおとなしい子やったけど。

どうしてるんやろう? あの子。



2020年9月1日火曜日

レっちゃん



大好きなキャラクターとか、グッズ集めるとか、そういうのって私は無縁やった。

小学生の頃、沢田研二が好きやったっけ。
10代半ばから後半はチューリップが好きでコンサートによく行ってた。
それくらいかなあ。

ところが!
今年になってから突然・・・
何度同じ動画を観ても飽きないサンリオの「アグレッシブ烈子」!
人形集めたりパソコンの待ち受け画面をこのキャラクターにしてクルクル変えてみたり、マグカップ買ったり。





登場人物も含めて全部大好き〜。

先月末にシーズン3がネットフリックスで配信されてね。
これはもう何日も前から待ち遠しくて待ち遠しくて、カレンダーに丸をつけてた。

新コロナウイルスによる外出制限には関係ない!
実は自分で自分に呆れてまっ。

レっちゃん、あなたのファンにこんなおばちゃんも混ざっているんよ。

❤️明日も頑張れっさあ〜❣️




2020年8月24日月曜日

犬ぞり



 家の前でこれをたまたま見た時、あんまりや・・・と思った。
でも、犬の表情からすると案外犬は喜んでたのかも。

犬種や年齢によって必要な運動量も違うだろうし。
愛犬をそんな風に散歩させるなんてけしからん!という目を向けるのはアカンよな〜

2020年8月20日木曜日

節水


雨水タンクのポンプ修理がやっと完了!

裏庭にある雨水タンクの水がトイレで使えなくてね。
この家に引っ越してから、ずーっと気になっていた修理要の不具合。

新コロナウイルスの影響でここ数ヶ月はオットと二人でずーっと家にいるので、特にトイレでの水道使用量が気がかりやった。

次の水道の請求書で使用量削減が確認できるとええねんけど。




2020年8月17日月曜日

けったいな夢

こんな夢見た。
ロックダウンのストレスか・・・

夢はいつもけったいやけど。

2020年8月13日木曜日

マスク忘れた!

マスク忘れた?
歩道ですれ違う際、慌ててセーターのタートルネックを引き上げて顔の下半分を覆ってたよ、この若いお兄ちゃん。
まあ、我が家の近所ではしばらく歩いても誰ともすれ違わないからね。
うっかりしてたんやろう。

まだまだ外出時にマスク着用という新しい習慣に馴染めない人がこちらは多いと思うんです。

マスクに限らず私が住むメルボルン と日本の状況を比較しようする時、
新コロナウイルスに対する行政の姿勢がかなり違うから、比較は意味ないなあーと思うのです。

現在のメルボルン:
外出時のマスク着用の義務
行動範囲の制限強化
夜間外出の禁止 その他色々・・・
違反者には罰金!

日本:
基本的に「自粛をお願い」で対応。


2020年8月8日土曜日

薬局の入り口




近所の薬局でね、店内の人数制限のみならず入り口で店員さんが入店者の体温の計測してました。
おでこにぴっと当てる非接触型の体温計で。

しかし・・・・
熱のあるお客さんの場合は入り口でどうするか?
その場合の対応の仕方はこの店員さんに伝わっていなかったみたいでね。

私の前にいたおじいちゃん、どうやら熱があるらしい。
お医者さんで診てもらったその足で処方箋携えて薬を買いに来たとのこと。

「3日前のPCRの検査は陰性でしたから大丈夫です。」
おじいちゃんが店員さんに説明してました。

すったもんだの末に熱のあるおじいちゃんはそのまま外で待つことになり、薬の受け取りも支払いも店の外で・・ということに。
座る場所もないのに。

私の後ろに並んでる人がこう言いました。
「具合悪い人が薬買いに来る場所が薬局じゃないの?」って。

ホンマ、そうやねんけど。

薬局で用事済ませて外へ出る時に「まだあのおじいちゃんが外で立っていたらどうしよう?」
心配したけど、おじいちゃんはもうそこにはいませんでした。

ああ〜 良かった。

メルボルンでの新コロナウイルスの第二波に歯止めがかからず、2回目の都市封鎖と規制強化に伴ってあちこちで色々な戸惑いや混乱が生じてるんやろうと思うんですよ。

3月の最初の都市封鎖の際には外国人の入国も禁止して感染者を低水準に抑えて、5月からメルボルンは段階的に様々な規制が緩和されつつありました。

ところが、メルボルンでは帰国者の隔離用の宿泊施設でのお粗末な警備が明るみになり、規制策が徹底できていないことも背景にあったらしくて7月からまた感染者が急増しています。

7月下旬からマスク着用が義務化。
今回の外出制限の強化は午後8時から午前5時の間は外出禁止も加わりました。
仕事や医療及び介護が理由の場合は例外が認められますが。

これまでの規制下で認められていた買い物は「1世帯にひとり」に限定。
屋外での運動も1日1時間まで。
生活行動範囲は自宅から5キロ以内。

これが9月13日まで続きます。はあ〜(ため息)

7月末には軍やら保健当局者が、PCR検査の結果が陽性で自宅療養しているはずの500人を戸別に調査したらナント130人以上が自宅になかったというニュースをテレビで観た日は本当にびっくり。

まだまだ先は長いです。

追記

子供の頃、薬局の入り口にあったかえるの置き物。

ググってみたらKowaさんのケロコロランド発見!

ケロちゃん コロちゃん そしてウナファミリーも! 嬉しかったさ。





2020年8月4日火曜日

腰パン




うわ、このおじいちゃん、この若者になんか言うやろうなあ・・ 言うやろうなあ・・・
とちょっぴりドキドキ。
いや、言うて、言うて! なんか言うたって!と実は私は横でワクワクしてたかもしれん。

おじいちゃん、やっぱり言うた。
それもやや大きな声でこの若者の背後から。
「君、下着のパンツ丸見えだよ。ベルトしてないの?」って。

パーン。見事な直球!
振り返ったこの若者、無言。

ひと昔前に流行った「腰パン」
オーバーサイズのズボンを低い位置まで下げて下着を無理に見せて履くのが若い男子の間で流行ったっけ。

もうさすがにしばらくこんな流行遅れの若者は見なかったけど、いたいた!
この日近所の田舎スーパーマーケットに。

「あんたそれ、カッコええと思ってるのか?」と聞きたくなるような感じ。

商品の棚向いて品選びしてたおじいちゃん。
しばらくじーっとこの若者を見てたんよ。

おじいちゃん、この「腰パン」が以前流行ってたことなど知る由もない。






2020年7月31日金曜日

路上に羊


羊の群れが路上真ん中に大胆にも佇んでたんです。
30頭くらいいたかなあ?
どこから来たんやろう? この子たち。

近所の一般道で急に前が詰まってのろのろ運転・・・
反対車線も前方で詰まってる様子。
「え? 事故? 道路工事?」

違いました。

対向車と譲り合いながら羊の群れを注意深くゆっくりと追い越して、ちょっと走ったところに
家畜を運ぶトラックが非常点滅表示灯をチカチカさせて路肩に停まってた。
どうやらこのトラックから転げ落ちたらしい。

夕方の地方ニュースをテレビとネットで注意深くチェックしたけど、やっぱりそんな小さな出来事が取り上げられているはずもなく、新コロナウイルスの暗い話題一色。
昨日はビクトリア州の新感染者数が700人を超えてえらいこっちゃでしたから。
ちなみにビクトリア州の人口は660万人。(東京都は1400万人)

新コロナウイルスの感染拡大状況も心配だけど
あの後羊がどうなったのか、これも気になる。



2020年7月23日木曜日

外出時マスク着用の義務化

2度目のロックダウン中のメルボルン。
新たな感染者数がどんどん増えて心配です。
今日から外出時はマスク着用が義務となりました。
12歳未満の子供や教師などは対象から外されていますが、違反者には200ドル(約1万5千円)の罰金が科せられます。

日本と違ってマスクに不慣れな人がとても多いオーストラリア。
昨日、日本食材店で鼻がマスクから大胆にはみ出ているご夫婦を見ました。
店から出て駐車場へ行くまでのほんの数分の間にもさっきのご夫婦みたいに鼻がマスクから出てる人、それはそれは沢山いて気になってしゃーない。

バンダナ三角に折って顔に巻いてる人とか、タオルで口だけ隠してる人とか・・色々。

実は私もマスクに慣れてないんです。
ほんの短時間でも息苦しい。
マスクやらフェイスシールドしたまま長時間のお仕事をする人々、どんなに大変やろうと今更やけど思います。

1週間ほど前に州政府知事がこのマスク着用義務化を発表しました。
なので、「マスクなんて持ってないわ!」の人も準備期間は充分にあったと思うし
薬局やホームセンターなどにも使い捨てのマスクがまずまずの適正価格で山積みされてたから
「買えませんでした」の言い訳も通用しない。

外出時のマスク着用の義務化には反対の声も。
「こんな時はどうする?」「こんな人は?」
はっきり発表されていない部分がまだ多いから余計なのかもしれん。


2020年7月17日金曜日

お葬式は10名まで


新コロナウイルス感染拡大防止の制限措置のひとつに今回もこれが含まれています。

葬儀の出席者は10人まで。(葬儀業者は除く)

修理に出してテレビがない我が家。
昨夜、夕食終えた後にオットと話をしました。
「10人までの制限で自分の葬儀に誰に来てほしい? 念のため聞いとくわ。」

オットは8人兄弟姉妹の6番目。
両親はだいぶ前に他界してる。
兄弟姉妹+それぞれの連れ合い、それだけでもう10人越えてしまうやん。

いやいや、ちょっと待って。
私を含めるのを忘れてない?

オット「困ったなあ。」
二人して指折りながら数えて考える。

じゃあ、このロックダウン中にもしも私が死んだら・・・
もう考えるの面倒くさいから、葬儀なしでそのまま火葬して。
で、適当に散骨でええよ。

テレビ早くなおって戻って来ないかなあ〜


2020年7月13日月曜日

テレビなし



テレビの調子が悪くて修理に出しました。
我が家はテレビ一台しかありません。

普段、あまりテレビ観ない生活だったはず。
ところが!!
テレビなしってこんなに間がもたないなんて。
テレビが壁から外されて何もない。
修理に出した初日はその何もない壁向けてはリモコンのスイッチ押したりして。

新コロナウイルス感染者がここのところ激増して、メルボルンは2回目の都市封鎖。
なのでこういう時は余計にテレビでニュースを観たい・・・

だけど、向こう6週間の都市封鎖を州政府が発表した限りは制限措置に従うしかないんや。

ネットでニュースは視聴できる。

「ないはないでなんとかなる」と思えるかなあ?
テレビ以外の家電その他もこれを機によく考えてみようっと。



2020年7月11日土曜日

誰も来ない



日没後に我が家へ来るゲストのために、ソーラー式のハウスナンバーのプレートをネットで購入。

これまでのステッカータイプのハウスナンバーをビリビリ剥がして、オットがソーラー式のプレートを前庭の郵便受けに取り付けました。 

いや待てよ。
当分誰も我が家に来ないやん。

メルボルンはまた一昨日から6週間の都市封鎖となったんです。
5月から段階的に様々な制限措置が緩和されつつあったのに・・・
新コロナウイルスの新たな感染者が爆発的に増加してね。

介護などの理由以外で家族や友人を自宅に招待することができず、家族や友人宅への訪問も禁止事項に含まれています。

またメルボルンは振り出しに戻る!でがっかり。

ところで・・・こちらには表札がありません。
戸建ての家屋では表札の代わりに玄関や前庭の郵便受けなどにハウスナンバーとかストリートナンバーとか呼ばれる番地のような数字を掲げます。
これはオーストラリアだけではなく多くの欧米諸国がそうだと思うのですが。

通りの名前で住所が表記され、番地にかわるハウスナンバーやストリートナンバーで位置を特定できる仕組みなので、それぞれの家屋に表札は必要ないのです。

日本では明治4年に表札が使われ始めたらしいです。
戸籍法が制定されて庶民が姓を持ち、郵便法が施工されたのもこの年だったとのこと。
そして大正12年の関東大震災で多くの建物が倒壊して、同じ場所に再建できない家屋が多く、誰がどこに引っ越したのかわかるように表札の使用がさらに広まったのだそうです。

ということは、日本で表札が一般的になったのは割と最近のことなんやね。

まあ、日本でも最近は苗字だけの表札でさえ揚げるのを躊躇する人が沢山いると聞いたことがあります。
実際に住所と名前を知られたために犯罪に巻き込まれるケースが多いからやね。

玄関の表札に家族全員の名前を表記していた時代は、世の中が今よりやや平和で人々が穏やかやったのかもしれん。



2020年7月3日金曜日

縄跳び

近所で着飾った女の子たちが賑やかに縄跳びしてた。
小学校の低学年くらいかなあ。

お誕生会か何か・・・?と通りがかりに足を止めてぼんやり見てたら、お母さんが家から出てきた。

「おやつよ!家の中へ入りなさい。」

女の子たちは縄跳びを中断せずに楽しそうにグルグル縄回しっぱなし。
全身被り物女子がぶっとい尻尾を抱えてきゃーきゃーピョンピョン跳んでる。

妖精の格好した子が「お母さんも入って〜!」と叫んだ。
するとこのお母さんね、そばでボーッと立って見ていた私にウインクすると同時に私の腕をぐっと掴んで引っ張った。そして一緒に縄の中へ イン。

え? 私? なんで? 

そんなこと言うてる間もなく一緒に縄跳び・・・
31回でアウト。

「31回ベスト記録。参加してくれてありがとう」とワンダーウーマンの衣装を着た子が満面の笑みを浮かべて私にそう言うた。妖精と全身被り物女子も「ありがとう」って。

なんて可愛いんやろう、この子たち。

「良かったら一緒におやつどうですか?」ってこのお母さんが誘ってくれた。
どこまでフレンドリーなんや。

オット以外の人と久しぶりに話をした。
昨日からまたメルボルンの10地区で外出規制が敷かれた。
5月から段階的に規制を緩和してたのに・・・

まだまだ一進一退を繰り返すんやろうか。

2020年6月27日土曜日

洗濯物

こちらでは洗濯物を外から丸見えの場所に干すというの、一般的ではありません。
戸建てに住む人はたいてい裏庭に洗濯物を干し、街中の高層住宅はベランダに洗濯物を干すことを禁じている場合がほとんど。

オーストラリアだけではないと思う。

久しぶりに見たわ。
室内物干しを玄関先に出して堂々と洗濯物を干してる人。
これは極めて珍しく、いくら天気が良かったからとは言え ぶー!です。

ところで、下着泥棒ってこちらではあまり聞かないなあ。

まあ、下着を人の目につく場所に干すってどうよ!と日本にいる時から私はそう思ってた。特に若いお嬢さんの下着・・・



2020年6月19日金曜日

色違い

右足と左足、全然違う色のソックスを職場で履くってどうなんやろう?
こういうの、流行ってるのかなあ?
それからこのスーパーの店員さんね、毛糸のスキー帽被ってはんの。
まあ、季節は冬やねんけど。

自由・・個性・・

2020年6月14日日曜日

褒めて育てる

オットに料理の基礎の基礎を教え中。(←偉そうに)
自分でやった方がよっぽど早いんだけど、そこは我慢。
褒めて育てることの難しさを実感してます。
私は人にものを教えるのがホンマに下手っぴ。

オットは料理ができません。食べるのは好きやのに。
オットに台所仕事お願いすると台所の道具がワヤになるし、まず衛生面に問題があってね。
ある日を境に「もうええわ!」となった。

しかし、この新コロナウイルスによる外出規制の間に気付き始めて・・・
オットが料理できないのは、私に責任がある。
台所仕事、自分でやらんと気が済まない私が悪い。

食べることは生きること。
将来もしも私がオットよりも先にこの世を去ったら、どうするねん?
日本なら便利で美味しい高齢者向けの宅配お弁当サービスとかあるし、スーパーやコンビニやデパ地下行けばおひとり様用のお惣菜がナンボでも買えるけど、ここじゃそんなんないしね。

頑張れ! オット。
そして私も。
ここが正念場や。

2020年6月9日火曜日

モゴモゴ

久しぶりにオットの弟夫婦が我が家に来て一緒に食事した。

でも、いつものハグ&キスはなし。
そう、新コロナウイルスのせい。
玄関先で何となく皆で一瞬モゴモゴした。

握手もアカンしなあ・・・
お辞儀で対応? 相手が日本人ならええけど、それもなあ〜

これからどうすればいいんやろう?

2020年6月6日土曜日

重量級

某大手ハンバーガーチェーン店の制服を着た重量級の従業員。

すぐ隣がフライドチキンを主力商品としたファストフードチェーン店。
そこで買い求めたと思われるデカい箱抱えてゆっくりと通り過ぎた。
お口もぐもぐさせながら....

きっと遅い昼休みか休憩時間なんやろう。

それ、ひとりで全部食べるん?

2020年5月23日土曜日

すぐに忘れる


台所にやって来てオットが唐突に日本語でこう言いました。
「たまには羽をのばしたいです」

私「はあ? のばしてるやん、ここのところほとんど毎日・・・」と言いかけた。
おっとっと! そう答えちゃアカンのよ。

私「そうですか。わかりました。」と日本語でちゃんと返事せんといかん。

オンラインで日本語の学習に取り組むオット。
覚えたての短いセンテンスを私に通じるかどうか試して、通じたらそれでとりあえず満足。
その後割とすぐに忘れます。

人生に忘れがあるから救われる
(シルバー川柳の投稿より お題:物忘れ)

2020年5月20日水曜日

馬?もちろん乗れるよ。

先週末、近所のブッシュウオーキングのトレイルにて。
馬で散歩している3人組とすれ違った。
よりによって一番小柄な馬に一番ぽっちゃりした男性が乗っていてね。
ちょっとその小柄な馬が気の毒に思えて。
私は手を振りながら、気の毒な馬の顔をじーっと見てしまった。

小学生の時に親から贈られた誕生日プレゼントが仔馬やった・・・と職場の同僚が話してくれた時のことを懐かしく思い出した。
あの時はまだオーストラリアに住み始めたばかりだったから、えらいびっくりしたなあ。

「え?自転車? 乗れるに決まってるやん!」に似た感じで「馬? もちろん乗れるよ。」の人達がオット含めて私の周りに多い。

馬で散歩しているグループとすれ違ってもオットに私ほどウキウキした様子はない。
当たり前か・・

私は馬に乗れないし、競馬にも特に興味はない。馬についてよく知っているわけでもない。
しかし、我が家から10分も歩けば広い庭で飼われている馬たちが草を食む様子を見ることができる。
そして先週末みたいに馬で散歩している人々の光景が近くにある。
そういうのが極めて嬉しい。

もしも今でもあのまま日本に住んでいたら、散歩に出たついでに近所のコンビニやら100円ショップで日々散財していたのだろう。
ほんの2−3週間日本に行く時、コンビニと100円ショップは私の大好物なのだから。