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2025年12月13日土曜日

メルボルン日本映画際 「国宝」

 メルボルンに戻ってすぐにオットと「国宝」を観ました。

今ごろ? ですが。

オットの隣に座った若い女性が携帯電話を何度も見るわ、頻繁に咳き込むわ、派手な音で鼻水すすりあげるわ・・・

とにかく、まったく落ち着きないの。ええ大人やのにね。

上映時間が3時間に及ぶ「国宝」なんで観に来たんやろう?

2025年12月12日金曜日

2025 秋 ひとりでジャパン 9)


成田からメルボルンへの復路の機内でのこと。

旦那さんとお席が離れてしまった日本人女性が私の隣に座っておられてね。
退職の記念にお二人でメルボルン旅行を選ばれたとのこと。

でも・・・なんとメルボルン滞在は3泊だけ!

シドニーとかブリスベンとか他都市にも行かれるのかと思って聞いてみたけど、メルボルンのみ。
10時間も飛行機に乗ってたったの3泊?

今回の1ヶ月日本滞在で感じたことのひとつは、日本のシニアはとにかく忙しいということ。

2025年12月11日木曜日

2025 秋 ひとりでジャパン 8)


日本滞在の最後は東京を満喫しました。

深川江戸資料館へ向かう途中に立ち寄った老舗のうどん屋さん。
歴史を感じさせる店構えも一歩店内に入るやいなや鼻をくすぐるお出汁のいい匂いも
「ここは美味しいに違いない!」

おそらく店主の奥さんと思われるご高齢の女性ウエイトレスに満面の笑顔で迎えられてね。
まだ何も口にしていないのに「お昼ご飯の場所、ここにして良かった〜」と思いました。

で・・・・席に案内されるやいなや年季の入ったテーブルのQRコード。
私、きっとQRコードを見たままじーっとしてたんやろう。

隣のテーブルのマダムとたまたま目が合ってね。

マダム曰く「あら、いやだ。携帯電話を車に置いてきてしまったわ」

結局、QRコードで注文する必要はありませんでした。

日本滞在中に限らず旅先であまりレストランの評価や口コミなどを事前に検索するのが得意ではありません。
たいてい自分の勘を頼りにします。
というか、行き当たりばったり。

ハズレ!の時もそれはそれ。

しかしこの日、ここは大当たり。

ただ・・・
テーブルのQRコード、このお店の雰囲気になんだか全然合っていない気がしたんです。
海外からのお客さんに対応するためのツールなのかもしれませんね。

2025年12月9日火曜日

2025 秋 ひとりでジャパン 7)


再びレンタカー借りて萩から津和野を日帰りで訪れた日のこと。

業者さんが使うような本格的なハシゴに登って柿の木の剪定をしておられるお宅の前を通りかかりました。

熊の被害を防ぐため?

じーっと見ていたつもりはないのですが・・・

「柿、いりませんか?」と声をかけられました。

山口市内にお住まいのご夫婦、ここは奥様のご実家だそうです。
束の間、庭先で立ち話をしました。
初めてお会いしたのに、以前から知り合いだったようなそんな親しみやすさを感じるご夫婦です。

葉っぱと枝がついたままの柿をいただいて帰りました。
甘くておいしかった。

旅の良い思い出です。


2025年11月27日木曜日

2025 秋 ひとりでジャパン 6)


萩での投宿先は古くから栄えた漁港に近い住宅街。
徒歩で行ける場所に萩藩主の御舟倉が現存しています。

日没後はとにかく暗い。
携帯電話のライトがないと足元が危ういほど。

ということは・・・
治安が良いということなんでしょうね。

2025年11月26日水曜日

2025 秋 ひとりでジャパン 5)

萩の街中で熊ベルを自転車のハンドルにつけて走る高齢の男性を見ました。
市街地にも熊が出没するのでしょうか?
庭先にたわわに実る柿の木をあちこちで見かけます。

熊が柿の木に登る姿がテレビのニュースで伝えられてました。
萩市ではなかったけれど・・・




 

2025年11月24日月曜日

2025 秋 ひとりでジャパン 4)

萩に来てくれた中学時代の同級生と寝食をともにするうちに「長女」であること以外に私たちの共通点がみえてきました。

今ごろ・・・なのですが。

1)感動しやすい
2)感化されやすい
3)ご機嫌でいようと無意識に努力している

レンタカーを借りた日、私たちの車はダイハツのタント!
スタッフを前にダイハツのタントのコマーシャルソングを声高らかに歌う友・・・

笑いを噛み殺しながら、レンタカーのスタッフは私たちにこう言いました。
「楽しい旅を」


2025年11月23日日曜日

2025 秋 ひとりでジャパン 3)


横浜在住の同級生が萩に来てくれました。
彼女とは中学1年生の時に同じクラスだったんです。
あれから半世紀!

この挿絵は少し大袈裟なのですが・・・
旅先での「もしも」に備える彼女の防災グッズの充実ぶりが素晴らしい〜。

私はいつも「なんとかなるやろう」の気質。

これに限らず私たちはまったく違うタイプなんです。

共通しているのは「長女」ってことくらい。

2025年11月22日土曜日

2025 秋 ひとりでジャパン 2)


 山口県の萩市に2週間ほど滞在してます。

投宿先で借りた自転車。
自転車に乗るなんて何年ぶりやろう。
小春日和の午後にご機嫌で走ってたら、高齢の女性と接触!

私は緩やかな坂道をゆっくり登ってました。
道の向こう側を坂下っていた自転車に乗ったおばあちゃんが斜めに道を横切ってなぜか私に向かって来た。

え?
なんで? 

避けようとする私におばあちゃんは大接近!

私は咄嗟に自転車降りたんだけど、自転車が手から離れて派手にガシャーンと倒れてね。
と同時にバランス崩して両膝を地面に強く打ち付けました。

おばあちゃんは私にぶち当たった後、体勢立て直してそのままゆらゆらと立ち去ったんです。

おばあちゃん強し。

その場にいた数人の目撃者曰く
「近所の独居のおばあちゃん。認知症が進んでるのよ。自転車乗ってひとりで出かけるなんてダメなはず。」

親切な目撃者が私の自転車起こすのを手伝ってくれました。
まるで小さい女の子に接するかのように「ひとりで帰れる? どこか痛いところない?」ってね。

「大丈夫です。すぐそこですから。どうもありがとうございます。」とはどうにか言うたものの、嬉しいわ、恥ずかしいわ、膝痛いわでもう泣きそう・・

帰ってから気がつきました。
両膝擦りむいてちょっぴり出血。

自転車はやめて、やっぱり歩こう。
萩はコンパクトな町だから。

2025年11月20日木曜日

2025 秋 ひとりでジャパン 1)


ひとりで日本に来てます。今回はひとりで1ヶ月! 

最初で最後かもしれません。

ホテルにチェックインした後、部屋でパーカー脱いだらフードからこんなん出てきたんです。


500円硬貨が中に入ってました。

途中乗った電車がまあまあ混んでたので私より背の高い誰かがふざけて入れた?

「国宝」の映画を観た帰りやったんかなあ?

それとも・・・


私、賽銭箱みたい。

2025年11月12日水曜日

スピーカー通話



日中、裏庭での通話が好きな隣人・・・・
室内での通話が禁止されているのか?と疑いたくなるほど大声で長電話。

それもたいていスピーカー通話なんです。

英語ではない。
どこの国の言葉かなあ?
ヒジャブ・・・・
イスラム教・・・・

天気の良い日は私たちだって裏庭で静かにお茶を飲んだり、庭仕事を楽しんだりしたいのです。



2025年11月3日月曜日

カラス


また鳥の話。

図体がでっかいカラスが裏庭の手水鉢で派手に水浴びしています。

そして水浴びしてからその水をごくごく飲んでるんです。

衛生観念が気になります。

2025年11月1日土曜日

鳥の巣発見

鳥たちは巣作りに忙しい。
目隠し兼ねてお隣との仕切り塀に沿って植えている竹の低い位置に・・・・
鳥の巣発見!

まだ卵が産み付けられる前だったようです。
オットが心を鬼にして撤去しました。

以前、別の木に作った鳥の巣が近所の猫に襲われてひなが無惨にも命を失った様を目の当たりにしました。
位置が低かったのが原因だったのでしょう。

「もっと高い安全な場所に巣作りや〜」




 

2025年10月26日日曜日

スマホナビの弱点

田舎に住む友人夫婦を訪ねた日。
スマホナビがなぜか往路の後半、幹線道路を優先せずに4WDじゃないと走れないようなダートな道を選んでね。

景色は綺麗だったし様々な野生動物も見ることができたので、私は楽しかった。
しかし、運転しているオットは不安だったらしい。

着いてから友人夫婦に道中のことを話すと・・・
「なんでそんなルートで来た?」と怪訝な顔されました。

初めての場所へのカントリードライブは事前にちゃんと調べないといかんね。

2025年10月21日火曜日

ホテルのハウスクリーニング


ホテルの部屋に戻るとキッチンに置き去りにされたゴミ袋がまず目にとまりました。
「あれ? まだハウスクリーニングの作業が途中なのかなあ?」
いや、そんなわけない。もう午後の遅い時間だし。

ベッドメイクはきちんとされていて、備品の補充も完璧!

しかし、タオルは交換されずに湿ったタオルがそのまま残されてました。
指示通りに交換希望のタオルをバスタブに入れておいたのにね。

あ、ええわ。まだ予備のタオルあるから。
ゴミ袋は自分たちで階下のゴミ捨て場へ持って行きました。

そんな細かなあれこれはどうでもよくてね。
また次回もここに泊まりたいと思う快適で良いホテルだったんです。

ホテルの予約サイトの口コミに、ちっちゃなことを苦情として大きく書いてる人いるでしょう?? 
「いや、それはホテルのせいじゃないやん」のネガティヴなコメントとか。

ああいうの、どうかと思うんですね。

2025年10月15日水曜日

ショーバッグ


 シニアふたりの生活に大量のおやつをいただきました。
どうしよう。
チョコレートやグミやキャンディーなどなど。

某製菓会社の創立50周年の祝賀行事に社員の家族も招かれていて、会場で主に子どもたちの似顔絵を終日描くというお仕事をいただいたんです。

帰り際に「これ、どうぞ」と主催者から渡されたショーバッグ。

ショーバッグとは・・
オーストラリアニュージーランドのエキスポやフェスティバルなどで販売される福袋みたいなバッグを言います。お菓子やおもちゃ、雑貨などが入っています。

ハロウィンの日に近所の子どもたちにあげる?
いや、まだ2週間も先だしなあ〜

結局、オットが通うスポーツジムの受付に置かせていただきました。
「ご自由にどうぞ」

2025年10月9日木曜日

こわおもて


我が家の庭先に犬の排泄物をそのままにして立ち去ろうとした飼い主。
オットの視線に気づいてあわてて始末をしたそうです。

こわおもて・・・こういう時に役立ちます。



2025年9月29日月曜日

熱中


オットが車窓から見た親子の話をしてくれました。
3歳か4歳くらいの男の子がね、カートに乗って携帯電話に熱中してたらしい。

家に子供ひとり置いて外出できないけど、犬の散歩に一緒に歩かせると面倒だし、犬の散歩には出かけたいし。

で、こういうことに?



2025年9月26日金曜日

闊歩する馬


家の前を馬が飼い主に連れられてゆーっくり通り過ぎました。

ここは郊外の住宅地。
家の前を馬が通るのを見たことがなかったのでもうびっくりでした。

ドア開けたまま、じーっと見ました。

馬が闊歩する姿をこんなに間近で見るのは久しぶり。
アスファルトの上を歩くとこんな大きな音がするんやね〜

2025年9月22日月曜日

おそろい


同じブランドの男女兼用のシャツ・・・・

たまたまデザインも一緒で色も同じシャツを買ったことに少し日にちが経ってからお互い気づきました。

先日、さあ出かけよう!という時に偶然シャツがおそろい!

これはさすがにまずい・・・

オットもそう思ったのでしょう。
ささっと着替えてくれました。

カップルや家族でおそろいの服って私は昔から見てるだけで気恥ずかしかったです。
日本のバブルの時代に親子でお揃いのトレーナーなど着てる人たちを町でみかけると、目を逸らしていたっけ。


2025年9月20日土曜日

幕間にバナナ


ブリスベンでオペラ「ラ・ボエーム」を観ました。

幕間にスパークリングワイン飲みながらラウンジで休憩してたら・・・
ご陽気な中国系のファミリーが
「ここ、いいですか?」
「もちろん、どうぞ」

一緒のソファーに座るやいなや、でっかいバナナの房を紙袋から取り出してそれぞれに1本ずつ分けて食べ出したんです。

じーっと見てたつもりはないんだけど、お母さんらしき女性が「食べます?」とバナナを一本私にすすめてくれました。

「いいえ、けっこうです。ありがとうございます。」

オペラの幕間のラウンジで家族でバナナってどうなんやろう?

20分の休憩時間、ラウンジは着飾った人々がワインなどグラスを片手にプログラムを広げながら2幕までのあれこれを話している人が多かったです。

主人公の男女ふたりの悲恋を軸に、当時”ボヘミアン”と呼ばれた自由を謳歌して生きる若い芸術家たちの日常で紡がれる恋と友を描いた美しくもはかない青春の物語。

「ラ・ボエーム」


バナナはなんばグランド花月とか新宿の末廣亭とか浅草の東洋館などの寄席ならいいのか?

よくわからんけど。

2025年9月3日水曜日

ピックルボール


オットが近所のピックルボール初心者クラスに参加した日のこと。
汗びしょびしょで帰宅しました。

ピックルボールって何?

60年以上前にアメリカで生まれたラケットスポーツらしいです。
オットの説明によると、テニスと卓球とバドミントンを混ぜ合わせたような感じ?というイメージ。

義兄がここ数年ピックルボールにお熱をあげていて、しきりとオットに勧めていたのは知ってました。

でも・・・テニス歴の長いオットは心のどこかで「それ、スポーツちゃうやろう?」みたいに思ってたらしい。

ところが!
えらく楽しかったようです。

また来週も行くって言うてます。

#ピックルボール

2025年8月31日日曜日

これはまずい!


 久しぶりに体重計にのったら・・・

これはまずい!

学生の頃から体重がほとんど変わらないのが唯一の自慢でした。
半世紀近くほぼ毎朝体重計にのることを習慣にしてきたのがその秘訣かも?と自負していたのに。

3ヶ月ほど前にデジタル体重計の電池が切れたのを言い訳にしばらくサボってました。

このままの食生活と運動量を保っていけば、きっと大丈夫!と思ってたんです。
しかし、大丈夫じゃなかった。

ああ、自己嫌悪。

「それくらいの差、僕だって数日で上下することある」とオットは慰め励ましてくれますが。

いや、オットの身長と体格ならそうかもしれんけど・・・私の場合はそうじゃない。

今なら元に戻せる。
気づいて良かったと前向きにとらえて。
手遅れにならないうちに手を打つ。
絶対に元に戻す!!

2025年8月23日土曜日

ピアノバッグ

「あ、お揃い! のだめ鍵盤バッグ!」

ピアノのレッスン日に先生のお宅で会った小さな生徒さんに声かけられました。
このバッグね、「のだめカンタービレ」のファンにはたまらない人気アイテムなんです。

ドラマで観た? 映画? それともアニメ? 

聞いてみたかったけど、やめました。
先生がそばにおられたし。
それに、この女の子のお母さんが部屋の外で待っておられたのを知っていたので。

 シニアの私と小学校低学年の女の子の会話としてはうーん・・・

2025年8月17日日曜日

なぜなぜ分析


さあ、洗濯物を干そうとしたら・・・
洗濯機の中からバラバラと金属の破片が出てきた。

洗濯機、故障した!?

洗濯槽のドラムのどこかから部品が外れた?と思ったんよね。
オットに頼んであれこれ見てもらったらね・・・

故障じゃなかった。

洗濯機の横のシンクの排水栓。
これが洗濯物に紛れて一緒にガラガラ回ってるうちにバラバラになってたんです。

なんでシンクの排水栓が洗濯物に紛れ込んで洗濯機に入ったんやろう?

「なぜなぜ分析」が必要やな。

以前の勤務先ではこれね、「5W」と言うてました。 

5 Whyです。

5回のなぜ(Why)を繰り返して根本的な原因にたどりつく・・

今回のこの不思議なケースは
① 洗濯物の仕分けがいつも通りではなかった
↓ なぜ?
②  洗濯物の一部を洗濯機の横のシンクで排水栓を閉じてつけ置き洗いをしていたから
    なぜ?
③ つけ置き洗いにいつも使う小型のバケツが見当たらなかったから
↓    なぜ?
④ いつもの収納場所にこのバケツを戻していなかった
    なぜ?
   観葉植物の水やりにジョウロを使わず小型のバケツを使ったから
  なぜ?

もう・・・・・(白目)
原因にたどりつけません。

なぜなぜ分析しても意味のない「なんで?」が今後ますます増えていくのかもしれないなあ〜


2025年8月14日木曜日

わらじテーピング

このテーピング、足が軽くなります。
不思議・・・


去年の12月に東京で池口佳代子さんのさとう式リンパケアの施術を受けました。
その時に教えてもらったこのテーピング・・・
しばらく忘れてました。

久しぶりにテーピングしてみたらね、立ったり座ったりや階段の上り下りなど日常の動作も軽いんです。

東銀座にサロンがあります。

2025年8月3日日曜日

チューバの練習


 ウオーキングの途中、交通量の多いバス停でチューバの練習している若者がいました。
「すみません、うるさくて」とおっしゃる・・・

私「いやいや、そんな」

オーケストラに欠員が出て、数日後にオーディションを受けるとのこと。
同居しているパートナーは自宅でリモートのお仕事しているために平日の日中は自宅での練習ができないそうです。

がんばって!!

2025年7月22日火曜日

二黄卵



ふたつ続けて割った卵がたまたま両方とも二黄卵でした。
細長くてちょっと大きい卵やなあ〜と思いながら割ったんです。

二黄卵は養鶏場の生産量の1%ほどしかないらしい。






2025年7月16日水曜日

素直に受ける


先日、電車で若いお嬢さんに席を譲っていただいたんです。
丁寧にお礼を言って座らせてもらいました。
嬉しかったです。

数年前ならこういう時・・・
譲ってもらってまで座りたくないので断る
または
座ることができるのは嬉しいけど素直に喜べない

だったかも。

でもね・・・
親切にされたら素直に受けます。

以前に高齢者や妊婦さんに席を譲ろうとしたら断られた時のことを思い出してね。


2025年7月9日水曜日

貼るカイロ


シドニー空港の保安検査のゲート通る時に派手なブザーが鳴ってね。

「え? 私? なんで?」

不機嫌丸出しの顔でボディチェック受ける私・・・

しまった! 使い捨てのカイロを腰に貼っているのを忘れてました。

「こんなものもダメなんですか?」とむっとしたまま検査員に言ってしまった。

感じ悪いな、私。

2025年7月6日日曜日

落とし物


 一日に2度も電車の中で落とし物を見つけてね。
車掌さんと駅員さんにそれぞれを届けるという経験をしました。

シドニーで。

最初の落とし物はニューサウスウエールズ州の交通系ICカード。
私が座ろうとした座席に置き去りにされてました。

そして、ふたつめはクレジットカードやら運転免許証などが入ったカードケース。
電車を降りようとした時に車内の通路で発見したんです。

無事に持ち主の手元に戻っているといいんだけど。

2025年7月4日金曜日

メガネ


メガネのレンズが片方だけ突然ポロリと落ちました。
ショックだったし、恥ずかしかったです。

遠近両用のメガネです。

これはちゃんと眼鏡屋さんで作った外出用のお気に入り。
なのにまるで100円ショップとか薬局で買った老眼鏡みたいに思われたかも。

そばにいた受付のお姉さん、見て見ぬフリしてくれてました。
優しい・・・

見習おう。


2025年6月18日水曜日

5月の日本 その10) オーバーツーリズムの波 最終回


香川県の小豆島の小さな居酒屋にもオーバーツーリズムの波が押し寄せていました。

平日の夜に営業している飲食店が非常に限られていてね。

予約の電話をした時に「気の利いたもの、出せないよ。それでもいいなら早めに来て」と言われました。

言われた通りに夕方早めに行ってみたら、そこはおかみさんひとりで切り盛りしているカウンター席しかない小さなお店だったんです。

常連さんを相手にお商売しておられる感じでした。

その日仕入れた魚介類中心の簡単メニューをちょちょっと料理してお酒のつまみを中心に。

キープされた焼酎やら日本酒やらのボトルがずらーっと並んでました。

しかし、この夜は私たち含めて海外からの「いちげんさん」で10人ほどしか座れないカウンターが埋まってたんです。

常連さんっぽい人が来てもこの夜はもうアウト。

携帯電話の翻訳アプリ使ってこのおかみさんとコミュニケーション取ろうとする外人たち。

まあまあ英語できるアジアの優しい若者たち・・

おかみさんはその度に老眼鏡かけたりはずしたりして。

飲み物のオーダー聞いて、お料理して、携帯電話のアプリ見て・・・

カタコトの英語でジェスチャー混ぜ混ぜ返事して。

あたふた あたふた

もうてんてこまい! 

外人たちは皆、すごくマナーが良くて協力的でおかみさんを助けようとしていたけどね。

英語と日本語できるのは 私だけ。ちょっとだけ通訳して手伝った。


私とオットはこの状況見てるのが耐えられなくなってね。

お通しでビール飲んで軽くおつまみみたいなもの食べて30分くらいでお店を出ました。

お勘定済ませてお店出る時にね、おかみさんが私にこう言うたんです。

「お姉さん、色々ありがとう。正直ね、外人のお客さん、私困るねん。無理。」


いや、私なにもできなかった。


「日本語できない人はお断り」と店先に張り紙出したレストランが物議をかもしているそうですね。

少しわかる気がします。

2025年6月16日月曜日

5月の日本 その9)ホテルの朝食会場



ホテルの朝食会場でナイトガウン+部屋のスリッパっていう若者が私の前にいた。

すっぴんの私。

この若者よりはマシかな?

2025年6月15日日曜日

5月の日本 その8) 岩国の錦帯橋


萩で3泊した後、岩国へ。
萩八景の遊覧船でご一緒したご夫婦にばったり!
錦帯橋のたもとで・・・

とても感じの良いお二人でね。
「萩、良い町でしたよね〜」と互いに振り返り。

このご夫婦はこの後四国の高知へ行かれるとのことでした。

体内に特殊な磁石みたいなものが埋め込まれてるかと思うほど、偶然が頻発する旅です。

2025年6月14日土曜日

5月の日本 その7)山口県萩市


萩に滞在中、伝統的建造物群保存地区で大きなお祭りがありました。
退職した元英語の教師だったという方々が子供たちを対象に英語で手作り絵本の読み聞かせをしておられてね。
しかし、開店休業状態・・・
そこでオットが「さくら」に捕らえられ、外人シニアのおじさん相手に3D絵本の読み聞かせ・・・

3匹の子豚

笑える

スタンプラリーのスタンプ獲得場所も兼ねていた絵本読み聞かせブースでした。
私は急遽スタンプを押す係として束の間協力させていただくことになってね。

このお祭り、事前に知ってたわけじゃないんです。
明倫学舎の職員の方に教えていただいて、たまたま行ってみたら・・・

「あれ? この人どこかでおあいしたことがあるかも」

おひとりはこの方、廣瀬さん

もうおひとりはこの方・・ ユーチューバーのほそしろおとこさん

思い切ってお二人にお声がけしてみました。
心臓が飛び出すかと思うほどドキドキでした。

やっぱり!!

旅の下調べは普段あまりしないのですが、萩を訪れることに決めた時にちょいと視聴したYouTube・・・
出演者とユーチューバーに偶然お会いしてお声をかけるなんて!

初めての経験だし、今後もそんなことはまずないと思います。


廣瀬さんは現在「重要文化財 菊屋家住宅」の保存会事務長としてご活躍です。

翌日、菊谷家住宅をオットと訪れました。
入り口で入場料をお支払いしようとしたら、そこでお仕事しておられた女性がナント前日お祭りでお声をかけさせていただいたもうおひとりの方、ユーチューバーのほそしろおとこさんの奥様でね。

もうびっくりです。

萩滞在中にお世話になったAirbnbのホストがこれまた廣瀬さんをご存知だったりして。

実は廣瀬さんの奥様にもお祭りでお会いして、その後色々とお世話になってるんです。

萩に行くまでここに知っている人はおらず、特にアポがあったわけでもないのに人と人が繋がる繋がる。

そのほかにも循環まあーるバスでたまたま隣に座ったご高齢のご夫婦とおしゃべりしました。ここに暮らす人々の強い郷土愛を感じたり、萩八景の遊覧船でご一緒した三重県の鈴鹿市から来ておられた私たちと同世代のご夫婦と交流したり。

今回、萩にはたった3泊の短い滞在でしたが「また近いうちにもっと長期間ゆっくり滞在する!」と強く思った魅力的な街でした。

萩で出会って大変お世話になった皆さん、どうもありがとうございました。

2025年6月11日水曜日

5月の日本 その6)モンゴル人の子供たち


路線バスで移動中、通路隔てて向こうに座ってたモンゴル出身の子供達にオットが英語で話しかけられました。

現地の小学校に通うためにご両親と別府に数年住んでいるとのこと。
英語も上手だし、もちろん日本語も。
頼もしいねえ。

オットの隣に座っているのはその子供たちのお父さんでした。

モンゴル出身の力士の名前を知ってる限りオットが口にしたら、そのお父さんは大喜びだったらしい。

バス降りてから、オットがバスの車内での一部始終を話してくれました。


2025年6月10日火曜日

5月の日本 その5)ナビがないタクシー


今回、山口県の萩市と兵庫県の赤穂市で乗ったタクシーにはナビがなかったんです。
一般の住宅へ行く際に住所だけでは無理。

たまたまかなあ?

でも、運転手さんは超親切でした。

自分の携帯電話のグーグルマップでタクシーの運転手さんに道案内するという私たちにとっては珍しい経験をしたんです。

旅の良い思い出です。

2025年6月9日月曜日

5月の日本 その4)室内干し


室内干しは部屋の乾燥が防げるっちゃー防げるんだけど。

お世話になった旅館で夕食後に洗濯機を使わせていただきました。
しかし、残念ながらここは乾燥機がなかったんです。

大きなキャリーケースを引っ張って旅をするのがオットも私も苦手でね。
今回のように3週間近い一時帰国でも。
ここ数年はどんどん旅支度がコンパクトになってます。
「登山するんか?」と自分たちでつっこみ入れるほどに荷物の軽量化に気をつかいます。

なので、下着含めて衣類も最小限に。
旅の途中、手洗い含めて宿泊先でのこまめな洗濯は必至なんです。

ところで・・・
日本滞在中に会う友人や親戚からいただくありがたいプレゼント。
たとえ軽くても嵩張るもの、重いものは迷わず空港へ宅急便で送ります。
そして自分たちが買い物したものも旅行中に必要ないものは宅急便で空港へ。

出発の日、宅急便を空港で受け取って予備の折りたたみボストンバッグに慎重に詰め直して。
いただいた日本酒などは余分の緩衝材入れて念入りに再パッキング。
そして航空会社のカウンターでチェックイン!

日本へ行くたび最後出発の時に空港で汗。

あー しんど。

「こちらは手ぶらで来ているんだから、お土産とかプレゼントとか過分な気遣いはいらんよ。」
毎回同じことを同じ人たちに言ってるのですが、状況は変わらず・・・

2025年6月8日日曜日

5月の日本 その3)コーラとフライドポテト




知人から勧められて行った別府市内のちょっぴり高級なお寿司やさんでのこと。

カウンターの隣に座っていたアジア系の若いカップルが「わさび抜きで!」と毎回お寿司をオーダーしていたんです。

関あじ、はも、コウイカ などなど。

「わさび抜き」のくせに・・・なかなかの通なのか?

気になってしゃーなかったのが、ひどいお箸の持ち方とコーラ飲みながらお寿司とフライドポテトを同時に食べてたこと。

え? このお寿司屋さんのメニューにフライドポテトがあるの?
全国でフランチャイズ展開している回転寿司チェーン店には子供向けにフライドポテトあるのは知ってたけど。

別府市は外国人の人口割合が高く、国際色豊かな街。


カセットガス式炙りバーナーのこのネーミング、オットにえらくウケてました。
Bombeってもともとはドイツ語で「爆弾」という意味。
なので、このバーナーの名前は「私の爆弾」ってことになる。
私には「ガスボンベ」聞き慣れていることばだけど、どうやら和製英語らしい。

2025年6月7日土曜日

5月の日本 その2)地獄で地獄



 2年前に就航した環境に優しい日本初のLNG燃料フェリー、「さんふらわあ」で大阪南港から大分県の別府へ。

聞いてはいましたが、別府も海外からの観光客で溢れかえっていました。

せっかくだから観光名所の「地獄」の1箇所は行っとこか!で「海地獄」へ行きましたよ。

そこで足湯・・・・

オット含めて他の人も気持ち良さそうに足湯を楽しんでいるのに、私だけお湯が超絶熱すぎて
足をお湯につけられない!!

どないなっとるねん?

地獄で地獄‼️

私が座った場所、源泉高温のお湯の噴き出し口に最も近い場所だった。
それならそうと注意書きのひとつも貼っておいてくれ〜

「地獄はもうええわ」となってね。

自分たちも海外からの観光客なのに、海外からの観光客で賑わうド定番の見どころを避けて別府市竹細工伝統産業会館へ。


別府竹細工の歴史とか、竹の特性とか・・知らなかったことを沢山学びました。
館内展示室のみならず、カフェも備えたミュージアムショップの雰囲気など、それぞれの空間がまたいいんですよ。

天国。

ここ、行って本当に良かったです。




2025年6月4日水曜日

5月の日本 その1)大阪府の堺市

 先月、オットとしばらく日本に行ってました。その時のこと、何回かに分けて書きますね。

今回はフライトの遅延で関西空港の到着が6時間以上遅れてね。予約していたりんくうタウン駅すぐそばのホテルにチェックインしたのが夜中の2時を過ぎました。この時間、空港からはタクシーしか交通手段がない。

とほほ。

しかし、長い列に並ばずにすぐにタクシーに乗れただけラッキー。

距離は5キロちょっとでしたが、タクシー代がほぼ6千円!!

運転手さんが恐縮しながら料金の内訳を説明してくれました。連絡橋の通行料や深夜の割増料金などなど。

「すみませんねえ」って何度もおっしゃる。運転手さんのせいじゃないのに。

なんてええ人なんやろう。

私「わかってました。ホテルに電話してチェックインが夜中になることを伝えた時にホテルの人からタクシーのだいたいの料金は聞いてましたから。」

飛行機が予定通りに関空に到着していれば、翌日は早起きして終日びっしり予定があったのですが。

翌朝へとへとでね。もう無理・・・

チェックアウトのギリギリまでだらだらとホテルで過ごし、疲れた体とスーツケースを引きづりながら予定を変更してりんくうタウン駅から南海電鉄で急遽堺市へ!

長い間、私の姉のような友人の故郷です。

堺、一度行ってみたいな〜とずーっと思っていました。

何も調べずに突然行ったので、まずは駅構内にある観光案内所へゴー。

駅には100円硬貨が6枚ないと使えないコインロッカーしか見当たらない。カードが使えるコンロッカーが近くにないかお聞きしたところ、案内所の方が1000円札の両替に快く応じてくださいました。私たちの限られた時間でどこをどう周ればよいのか親身に相談にのってくださったり、的確なアドバイスをいただいて大変お世話になりました。

私たちの印象に強く残ったのが、仁徳天皇陵の正門すぐそばにある百舌鳥古墳群ビジターセンター。シアターで視聴した壁面や床面に投影する超高精細な8K空撮映像などで、世界遺産の百舌鳥・古市古墳群の雄大さや堺の歴史文化を体感できるんです。

堺刃物や茶の湯など・・堺をさらに知ることができる場所が他にも沢山あったのに。

時間切れ。

夕方、「万博きたなら堺もきてな」のポスターを横目で見ながら「万博行けなかったけど堺にきたでえ」と心でつぶやきながら堺駅でコインロッカーから荷物を取り出しました。

南港フェリーターミナル行きのバスに乗って堺の観光は終了。

堺、また行きたいです。


百舌鳥古墳群ビジターセンター