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2016年7月6日水曜日

夏の嵐

最近うれし泣きが続く。
日本で♪歌の翼に♬で涙ぐんだ直後にまた涙・・・

日本からこちらへ戻ってすぐの週末にピアノの先生の門下生の発表会があり、
私が作った曲を先生が最後に弾いてくれはった。

先生の情感豊かで素晴らしい演奏により、私の作品はまるで別モノに聴こえて・・・
こっそりと会場でうれし泣き。
「ええ曲やなあ~」 としみじみ。
どこまで手前味噌!そしておめでたいねん、私。

先生のご指導のもとに初めて私が作曲した、いわば処女作。
その名も「夏の嵐」!  

制作過程を振り返った。
先生の手に灯されるろうそくの光をたよりに、暗くて長いトンネルをなんとかゆっくり歩いてやっと出口にたどりついたっけ。
途中で休んだり、最後は疲れて歩けず先生におんぶしてもらったなぁ。
そうや、そうや、そうやった。
そんな先生の優しさと、先生がこの曲を丁寧に弾いてくださっていることを深く感じて
さらに感激。

演奏終了後に先生が私を門下生および会場にいた人達に作曲者として紹介してくれはった。
穴があったら入りたい・・とはこういうことやねんな!くらい恐縮して大いに照れたけど
実はだいぶ時間が経ってから(家に着いた頃)ちょっぴりホマレな感じがした。

この日、発表会の会場入り口で受け取ったプログラムを見てすでに私の目はうるうる。
作曲者として私の名前がちゃんとプログラムに印刷されていたことがえらい嬉しくて
胸が熱ーくなった。

まだ7月初旬ではあるが、この日が2016年最も嬉しかった日であることはもう間違いない。

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