カセットコンロを買い替えた。
それがきっかけとなったかどうかはわからんのですが、ここのところオットの親族を我が家に食事に招くと、おつまみまたは前菜代わりにたこ焼きでもてなすことが以前より増えた。
ゲストが嬉々として「たこ焼き焼く係」として参加してくれる。子供のみならず大人も。
ゲストが嬉々として「たこ焼き焼く係」として参加してくれる。子供のみならず大人も。
私が子供の頃、我が家ではたこ焼きというのはお粗末食みたいなものやったと記憶。
「今日はお父さんも外で夕飯食べてくるって電話あったし、買い物に行ってないから今晩たこ焼きでもええ? 冷凍のタコあるから。」みたいな感じ。
または「卵沢山買い過ぎてそろそろ使い切ってしまわんと。たこ焼きでもしょうか?」となどという卵やっつけ消費にもたこ焼きは登場していた。
母は車の運転しなかったので、ほとんど毎日歩いて近所の市場またはスーパーに行ってた。
その日食べるものをその日分だけ買うことが多かった。
重いものやかさばる買い物は配達を依頼。
あの時代、多くの家がそんな暮らしやったと思う。
我が家のみならず、友達の家でもたこ焼きの位置づけは我が家と似たり寄ったりやった。
学校の帰りに友達に家に遊びに行ったりすると、友達のお母さんが招かざる客(それも突然の)であったはずの私たちをたこ焼きで歓待してくれはった。
「おやつ何もないから、たこ焼きしよっか? せやけどタコなしやで。 干しエビしかないけど・・・ ごめんな~」て友達のお母さん。
我が家に「たこ焼きの粉」などなかった。 そんなもん当時売ってなかったように思う。
小麦粉と卵とだしの素と水などを適当に調合して、焼いてみて固ければ水足す、柔らか過ぎてひっくり返せないほどなら小麦粉追加するというええ加減さ。レシピなどなかった。
たこ焼きソースも自家製。
たこ焼きソースも自家製。
友達の家も同様やった。
まあこれは、今でも私の作り方はあの頃とたいして変わらん。
なので、オットの友達や親族を家に食事に招いておつまみに「たこ焼き」してるって他界した母が知ったらきっと呆れるやろう。
そんなことを思うのはその時ちょうどお盆やったからかもしれん。
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