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2020年5月5日火曜日

仮設の映画館 「精神0」

先週後半から週末にかけて、こちらは本当に沢山雨が降った。
裏庭のコンポストに台所の生ゴミを捨てに行くのは普段オットの役目ですが
知らんぷり。
もうー(白目)

ここまで天気が悪けりゃあどこへ行く気にもなれませんが、外出規制のせいで
余計に気持ちがドヨーンと重くなる。

そんな終日ジャージャー降りの寒い午後に ”仮設の映画館” で想田和弘監督の「精神0」という映画を観た。

聞かれもしないのに自分が良かったと思うもの、好きなもの(特に映画や音楽)を人に勧めるっていうのはあまり好きじゃないんだけど・・などと言いながら書きますね。
(結局勧めるんかい!)

「精神0」これは観察映画でありドキュメンタリー作品。
82歳で引退を決めた岡山の精神科医とその奥さんが主人公です。
患者さんとの診察でこの精神科医の言葉のひとつ「ゼロに身を置く」が心に残った。
あれもこれもと考えずに、ただ今日ここに生きていることに感謝する・・

この映画のタイトルに大いに関係しているのだと思う。

監督夫妻の初日舞台挨拶もYoutubeで観たよ。
「仮設の映画館」『精神0』想田和弘監督 & 柏木規与子プロデューサー 初日舞台挨拶

”仮設の映画館”とは
期間限定でこの映画の他にも新作映画をデジタル配信する映画館です。
新コロナウイルスの影響で大打撃を受けている劇場、配給会社、製作者はもちろんのこと新作映画を楽しみにしている観客を支援するために作られたそうです。
鑑賞料は本当の映画館の収入と同様に各劇場と配給会社と製作者に分配されるシステム。
2018年11月に日本へ一時帰国の時に「ぼけますから、よろしくお願いします」の映画を観た神戸元町商店街の”元町映画館”がこの”仮設の映画館”のひとつなのです。応援したい!
詳しくはこちら→ 仮設の映画館

この映画館と「精神0」の映画を知ったのは、朝山実氏というルポライターのこの記事を読んだのがきっかけ。
『精神0』の想田和弘監督に聞く

【追記】
海外から「仮設の映画館」で映画を鑑賞するにはVPNをダウンロードする必要あり。

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