水やりしようと前庭に出たら、3歳か4歳くらいの女の子が大泣きしている。
ビーチサンダルの鼻緒が切れて歩けなくなったらしい。
「ひとり? お家どこ?」
近寄って女の子の背中トントン。
しかし、大泣きは止まらない。
うう・・・どうしよう。
そこへ乳母車引いたお母さんがやってきた。犬も連れてはりました。
ああ、良かった。
散歩の途中に赤ちゃんがぐずり出したから急いで帰ろうとしてはったらしい。
「あら〜 このビーチサンダルね、おばあちゃんからのクリスマスプレゼントやったんです。大のお気に入りでこの子毎日履いてたんですよ。それにしても短命やったねえ。」
お母さん苦笑い。
で、携帯電話で「迎えにきて」と多分旦那さんに。
そうよね、乳母車+犬+女の子おんぶ・・これはお母さんちょっと無理。
乳母車の中をのぞくと、丸々ほっぺを真っ赤にして泣いてる赤ちゃんがいた。
赤ちゃんは生後2ヶ月とのこと。
角で待ってたんかいな?と思うほどすぐに旦那さんが大きな4WDでやってきた。
下駄や草履なら鼻緒すげ替えも可能なんだろうけど。
このライオンキングのビーチサンダルはわずか2ヶ月足らずでお陀仏となった。
「鼻緒が切れると縁起が悪い」なーんて言うけど・・・
あの女の子、鼻緒が切れた時に転ばず無傷で済んでホンマに良かった。
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