しばらく日本に一時帰国してました。
実家の近くの居酒屋で、常連客らしい初対面の女性から過分な頂きものをした。
居酒屋の大将経由で、あの気前の良すぎる女性にお礼状書いたところ。
たまたま隣り合わせに座ったその彼女は、日本舞踊と生け花を教えているとのこと。
えらく愛想のいい人で色々と話が弾むうちに・・・
「ちょっと待って。私ね、近くに住んでるの。二人にあげたいモンあるから」と言って、お店から姿を消した。
しばらーく経って店に戻ってきた彼女は、すんごい量の振り分け荷物!
「いや、初対面の人からこんなお宝の山をもらってええのん?」
明治時代の豪華絢爛な帯をほどいて彼女が作ったテーブルセンターやら、ナンやら色々。
こんな気前のええ人、でも、どうしよう・・・
酔いが醒めたら、後悔するんとちゃうやろうか? いや、さほど酔うほどまだ飲んでないみたいやけど。
大将は「もろとき、もろとき! まだまだ持ってるねんから」って言うてるしなぁ。
なんだかんだで最後お勘定の際、オットはその気前の良すぎる初対面の女性の分もそっと一緒に払ってくれてた。
しかし、そんなことくらいで私達の超恐縮の気持ちを埋め合わせることはできない。
母が他界した後、独り暮らしの父がよく来ていたこのお店。
大将は父をよく覚えてくれてはりました。
先月、父が介護サービス付き住居に入居したことを大将に報告した。
もう父がこのお店にお邪魔することはないやろう。
でも、次回の一時帰国の時も私はこのお店にまた来させていただこうと思ってます。
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