居合道の模擬刀やら杖道の棒を携帯して飛行機で移動する時、空港でいつもなんだかんだとトラブルに見舞われる私達。
パースへ向かう時のことは以前にも書きました。
サムライの刀
オットの居合道と杖道の昇段審査と事前強化稽古のため、先週一緒にシドニーに行ってました。
往路、メルボルンの空港で私の手荷物検査でトラブル・・・
今回は完全に私達に非があった。
オットの雑な荷造りのドサクサで、私の手荷物にオットの居合刀の小道具が紛れ込んでいた。
それが金属製の小物で、ボールペンの先みたいに尖っているといえば尖っている。
形状としては先がちょっと丸いメウチみたいなもの。
しまった! 困った!
ここでこれを没収されたら困る。
オーストラリアではそう簡単に買い求めることができない道具だろうと思ったから。
ああ、こんな時に限ってオットが側にいない。
オットはもうずいぶん前にひとりでこの手荷物検査を通過してゲートで私を待っていた。
必死に係員に説明して廃棄処分しないでほしいと嘆願した。
別室へ行くこととなり、空港セキュリティーのマネージャーを呼んでもらって再度同じことを説明して食い下がる私。こちらの非を認めて謝罪し、メルボルンに戻る日まで空港で預かってもらえないか?という交渉もトライしてみた。
敵もだんだん面倒臭くなってきたんやろうね。
すったもんだの末に「次回は気を付けてや」ということになって、先が丸いメウチみたいなオットの小道具没収はなんとか逃れて手荷物検査を通過!
出発便の案内板にファイナルコールのランプが点滅しとる。
心は思いっきり走っているのに、実際はさほど走っていない足を引きずってゲートへ
ダッーシュ!
オット「遅いナア。何してたん?」と不機嫌。
私「あんたのせいじゃあ!」
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