手紙をポストに投函しようとした時、パトカーから降りてきた若い警察官に職務質問受けた。
自宅から5キロ以内の行動範囲に制限されている時だから、住所確認したいんやろう・・すぐに察しはついたから別にびっくりもしなかったし緊張もせずに運転免許証を見せた。
で、聞いてみた。「なんで私?」
言葉の壁が原因で新コロナウイルスの感染拡大防止の対策とか外出制限の規則が理解できていない人が多い。他文化社会のメルボルンでそれが特に問題となっているとのこと。
私「・・・・だから?」
ムッとしてきた。💢
警察官「あなたは英語大丈夫だから問題ないけど・・・ ところで出身はどこですか?」
急に取り繕うようにフレンドリーっぽく違う質問してくるこの警察官。
私「日本人です」
警察官「日本のどこですか?」
私「大阪の近くです」
神戸って言うてもわかってもらえないことが多いから、こういう場合は大阪の近くと答えるようにしています。
日本に行ったことがある・・とか日本の地理をある程度知っている人はさらに詳しく聞いてくれることもあるけど。
しかし!
この警察官はこの次になんとこう言うたんです。
「大阪って中国のどの辺?」
一人のボケに役者全員が舞台でドーンと派手にズッこける吉本新喜劇が頭に浮かんだ。
こんな感じ。
いや〜 こんな人いまだにおるんやね。
私も世界地理にさほど強くないから、あんまり人のこと言えないけど。
小学生の頃に白い紙に世界地図をスラスラーっと上手に描いて、各国指差しながらそれらの首都を全部言える子がクラスにいたことを思い出した。運動会の準備の時に体育館裏の倉庫に入ってる万国旗の箱を開ける際にも、彼はそれぞれの旗の国名を全て知っていてね。
誰も頼んでないのにその時々に世界地理の知識と記憶力を彼は皆に披露して注目の的だったっけ。普段は全く目立たないおとなしい子やったけど。
どうしてるんやろう? あの子。
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