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2021年3月24日水曜日

オオカミ少年



頻繁に救急車を呼ぶご近所さんがいてはります。
引っ越してすぐの時、そのお宅の前に救急車が来た時はびっくりしてね。
あまり親しくないそのお宅の心配をしました。

翌日、たまたま顔があったので聞いてみた。
「昨日、どうされたんですか? 救急車がお宅の前に停まってましたけど」

そしたらね、
「私ね、昨日は胸が苦しくて呼吸がちょっと辛かったの・・・ かかりつけ医に電話で症状説明したけど予約がすぐに取れなかったし、病院の救急外来へ直接行くと長時間待たされるでしょう。とにかく家にひとりで車の運転できなかったから・・」

病院へは搬送されずに救急救命士が自宅で診察+処置してそれで済んだらしい。
大事に至らずに良かったですねと言いながらも
「え? それで救急車呼ぶ?」とその日ちらっとそう思った。

その後もしばしば同じお宅に救急車が停まってるのを見かけるんです。
近所の噂によると毎回さほど大したことないらしい。
直接本人から聞いたわけじゃないから、ホンマかどうかわからんけど。

オーストラリアは日本と違って救急車は有料、それも超高額。

費用を気にせず救急車を使うには・・
① 民間の健康保険に加入している
②州の救急車協会の会員である(家族の年会費100ドルほど。日本円で約8,500円)

もちろんこのしょっちゅう救急車を呼ぶご近所さん、上記のいずれかだと思う。
だとしても、ブラックリストに載らないんかなあ?

「救急車ポイントカードなんてものがあって、あのお宅はそのポイント貯めてるんかもよ」
な〜んて意地悪く冗談言う人が近所にいてね。

イソップ童話の「オオカミ少年」を思い出した。
本当にオオカミがやって来たときにどんなに叫んでも誰も来てくれず、オオカミに襲われてしまう。
・・な〜んてことにならないように祈るばかりです。

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