日没後に我が家へ来るゲストのために、ソーラー式のハウスナンバーのプレートをネットで購入。
これまでのステッカータイプのハウスナンバーをビリビリ剥がして、オットがソーラー式のプレートを前庭の郵便受けに取り付けました。
いや待てよ。
当分誰も我が家に来ないやん。
メルボルンはまた一昨日から6週間の都市封鎖となったんです。
5月から段階的に様々な制限措置が緩和されつつあったのに・・・
新コロナウイルスの新たな感染者が爆発的に増加してね。
介護などの理由以外で家族や友人を自宅に招待することができず、家族や友人宅への訪問も禁止事項に含まれています。
またメルボルンは振り出しに戻る!でがっかり。
ところで・・・こちらには表札がありません。
戸建ての家屋では表札の代わりに玄関や前庭の郵便受けなどにハウスナンバーとかストリートナンバーとか呼ばれる番地のような数字を掲げます。
これはオーストラリアだけではなく多くの欧米諸国がそうだと思うのですが。
通りの名前で住所が表記され、番地にかわるハウスナンバーやストリートナンバーで位置を特定できる仕組みなので、それぞれの家屋に表札は必要ないのです。
日本では明治4年に表札が使われ始めたらしいです。
戸籍法が制定されて庶民が姓を持ち、郵便法が施工されたのもこの年だったとのこと。
そして大正12年の関東大震災で多くの建物が倒壊して、同じ場所に再建できない家屋が多く、誰がどこに引っ越したのかわかるように表札の使用がさらに広まったのだそうです。
ということは、日本で表札が一般的になったのは割と最近のことなんやね。
まあ、日本でも最近は苗字だけの表札でさえ揚げるのを躊躇する人が沢山いると聞いたことがあります。
実際に住所と名前を知られたために犯罪に巻き込まれるケースが多いからやね。
玄関の表札に家族全員の名前を表記していた時代は、世の中が今よりやや平和で人々が穏やかやったのかもしれん。
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