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2024年9月28日土曜日

カフェで鳥たちに包囲される ブリスベンにて


 毎年2回ほどブリスベンに行く機会があります。
9月はOz Comic Con, 11月はSupanovaというポップカルチャーのイベントにオットが出展者として参加するため。

ブリスベンは我々が住むメルボルンから東海岸線上を北に飛行機で2時間ほど飛んだところにあるオーストラリア第三の都市です。

去年、お気に入りの美術館のカフェで屋外のテーブルに座って嫌な目に遭いました。
って言うても相手は全然悪くないんだけど。


なので、今回は2番目に好きなブリスベンボタニックガーデンのカフェへ行きました。

しかし・・・・
オーストラリア固有種のブッシュターキーとか、異次元からの使者と言われるアイビスとかその他多数の野鳥に包囲されて落ち着かないったらない。

鳥が嫌いってわけではありません。

アイビスは日本のトキと同種だそうです。
しかし、オーストラリアのアイビスは目やくちばしなど見た目が怖い。
薄汚れていて人を恐れぬ厚かましい態度が嫌いです。

爬虫類よりマシだけど。

もう今後、ブリスベンでこの時期は屋外のテーブルに座るのを諦めよう。

2024年9月12日木曜日

ブラックスワン


住宅街の車道を堂々とそれもゆっくりと横断するブラックスワン2羽。
近くの湖から来たんやね。

マイペースを見習いたい。

電車の駅までオットに送ってもらう途中でした。

「はよして〜 間に合わへんやん!」

2024年9月11日水曜日

ヤマンドゥ・コスタ


ブラジルのギタリスト、ヤマンドゥ・コスタのコンサートに行きました。
7弦ギターの奏者としての高い実力は世界によく知られ、グラミー賞を受賞したこともあります。

90分休憩なしの演奏。
曲の説明やおしゃべりはほとんど挟まずにぶっ通し。

情熱的かつ完璧なテクニック、ブラジルの文化を表現しようとする・・
もうこれは単なるギターコンサートの域を超えているように感じました。

舞台に登場するやいなや会場からは大きな拍手とともにスペイン語とポルトガル語での声援が派手に飛び、また曲が終わるたびに、そしてアンコールの時にも。

ブラジル・・・
行ったことない。

コンサート中、ずーっとヤマンドゥ・コスタの演奏を通して行ったことがない土地に思いを馳せました。
彼が生まれ育ったブラジル南部。
牧畜が盛んでラテンアメリカ文化の影響が強い場所らしい。

ため息。
感動して心が震える時にもため息って出るんですね。
興奮状態の身体を緩めるために無意識に出たのかも。

2024年9月1日日曜日

苦しい時の神頼み


受験の前とか母の余命が短いと知った時とか・・・
自分の力ではどうにもならない時に私は神頼みをしたことがないんです。

初詣や観光でお寺や神社を訪れた際は家族の健康をぼんやり祈ることはあっても。

 なのに、先日ある教会のルルドで手を合わせてお願いした。
「久しぶりに腰痛が辛いんです。どうか治してください」

あちこち足や股関節も痛くて夜中目が覚める。
眠りが浅いせいか、昼間しんどい。

親戚が集まる場で高齢者がよくこんな話をしてたっけ。

信仰がない私。
旅先で訪れた教会で神頼みしているなんて。
まるで普段疎遠な人や不義理している人に困った時だけすがって助けを求めているようで恥ずかしい。

ルルドとは・・・オットの説明によると・・・
もともとルルドとは南フランスの町の名前だそうです。
19世紀の半ばにルルドの洞窟で村娘のバーナデットの前に聖母マリアが現れて、マリア様のお告げ通りに足元の土を掘ると洞窟の前に清水が湧き出して、この霊泉で病が治るなどの奇跡が起こったらしい。
その奇跡にあやかりその後世界各地でこのルルドを真似して聖母マリア像とバーナデットの像が教会敷地内などに作られるようになったとのこと。

ふ〜ん。