内陸地のWangarattaから海沿いのLakes Entranceという町までクネクネ山越えしながら300キロの道のりをほぼ一日かかってゆっくりとドライブ〜
私たちが泊まったのは海のすぐ側。
ここもまだ閑散としていて、新コロナウイルスによるロックダウンが緩和されたと言ってもそれはまだ最近過ぎるのか。
いつもならこの時期、もっとこの町全体がホリデー客で賑わうのだろうけどね。
まだまだ平常通りではない感じがしました。
ヨットもジェットスキーもコンテナ船も漁船もなーんにも視界に入ってこない。
そんな裸の(?)静か過ぎる海を見るのは久しぶり、ホンマ。
1時間ほど砂浜に座ってボーッとしてたんですが、私たち以外とにかく浜辺に誰もおらんのです。
アイスクリーム売ってる海の家とか売店などもともとナイ!
そろそろ黙って海見てるのも飽きた頃、砂浜を乳母車押してる大胆な女性が目の端に・・・
かなり四苦八苦している様子。
そりゃあ、そうやろう。
乳母車のタイヤが半分くらい砂浜にめり込んでるやん、奥さん!
お母さんの困り果てた様子を察したのか、何なのか。
赤ちゃんは火がついたように大声で泣きだした。
オットは見るに見かねて乳母車押すの手伝いにダーッシュ。
途中で乳母車の方向変えて乳母車を引いてたなあ。
で、オットは最終的に乳母車を持ち上げて水際近い場所まで運んでました。
砂浜に乳母車って。
まあ、理由があったんやろう。
それより「旦那はどこ行ってん? 奥さんひとり?」と私は聞きたかった。
この海沿いの町に滞在中はずーっとダラダラ何もせんかったなあ。
まあ、これはいつものことですが。
私達は忙しい旅が苦手。
朝は目が覚めた時間にむっくりと起き、海沿いを散歩して疲れたらその辺に日影見つけてしばし寝っ転がり、そしてまた歩く。
喉が乾いたら宿に戻って太陽が高い時間でも構わずバルコニーでビール飲む。
カラッとした海風が心地よい。
ビールはチェックインした時に近所の酒屋でたっぷり買った。
部屋の冷蔵庫でキンキンに冷えているのであ〜る。
ビールってこんなに美味しかったっけ??
お腹空いたら時間気にせず開いているレストランを探して何か食べる・・
夜はホテルの部屋で眠くなるまでワイン飲みながらテレビ観る。
つまみはナッツとコーンチップス。
そして寝る。
極上の旅だったなあ。
今日でオーストラリアのヴィクトリア州の新コロナウイルス新規感染者は約1ヶ月ゼロ!
これがずーっと続くことを祈るばかりです。
ところで安心して日本へ行くことができるのはいつになるんやろう?
望郷の念が増す今日この頃でございます。