グランドピアノの一番左のペダルをウナコルダペダルと呼び、響きを弱める機能があります。
一番右のダンパーペダルは一番よく使うペダル。弾いた弦の音だけではなく、弾いていない弦の共鳴音も加わって広がるような豊かな響きが鳴るペダル。
この一番左のウナコルダペダルと一番右のダンパーペダルを同時に踏んで演奏するのが超絶苦手な私。
どうしても両足のかかとが床から浮いてしまうのです。
今、練習中のブラームスの間奏曲で苦戦中。
普段レッスン中は閉じているグランドピアノの屋根を開けて、先生がそれぞれのペダルを踏むと弦とハンマーと鍵盤がどう動くのか、先日そのしくみを詳しく説明してくださったんです。
「お〜! そうだったのか。」
今頃になってこんなことに驚いているシニアの生徒を先生はどう思ったでしょう?
グランドピアノとアップライトピアノ
同じように3本のペダルがあっても、構造が違うことに気が付きませんでした。
何をいまさら・・・なんですけど。
先生が繰り返しおっしゃいます。
「ピアノを弾くだけがピアノの練習ではないのですよ。」
ホンマ、その通りです。