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2023年3月29日水曜日

ルシアンさん



近所のルシアンさんが週に3日、午前中のだいたい決まった時間に我が家の前をゆっくりゆっくり歩行器押しながら通ります。
若くて感じの良い訪問フィジオセラピストの青年と一緒に。

ルシアンさんは私の父と同い年の91歳。
いつもニコニコと静かに話す穏やかな紳士です。

認知症が進んでお家に閉じこもっておられるとのこと。
衰えた体力を少しでも改善しようと頑張ってはります。

家にいて気がついたらなるべく外に出て声をかけるようにしてます。
家族以外の誰かと接することが大切・・・とフィジオセラピストの爽やか君が毎回私にそう言ってくれるので。

いや、私だって家族以外の誰かと接することが大切です。

ウオーキングの後、ルシアンさんはお家でバランス感覚を向上させる体操の指導なども爽やか君から受けておられるとのこと。

ルシアンさんの奥さんはバーバラさん。
以前、バーバラさんについては2回ほどこちらに。
バーバラさん、旦那さんのルシアンさんのお世話で毎日大変って。
夜中も頻繁に目が覚めるルシアンさん。
トイレにバーバラさんの介助が必要なので、睡眠不足らしい。

会うたびにそうおっしゃる。

「でもね、寝る前に必ずこう言ってくれるのよ。”今日も面倒みてくれてありがとう”って。そう言われちゃあねえ。ずるいわよね〜」

愚痴が半分、のろけが半分・・のような気もします。
黙ってただ頷いて聞く。

2023年3月20日月曜日

向いてないこと


先週、3日連続で10人前後の子供達にイラストの基礎の基礎を教えるお仕事をオットがいただきました。
最終日にオットがへとへとになって帰宅。

気が進まないと尻込みするオットに「チャレンジ!」と私が背中を押してお受けした仕事でした。

帰宅すぐに「向いてないと思う、子供達に教えるのは・・・」とボソッと台所に来て言うんです。

得意で好きな事を生業としている人はそんなに沢山いるわけではないと思います。

オットは絵を描くことが仕事です。
なので、幸せな人。

な〜んて安っぽい励ましはなんの役にもたちません。
オットの疲弊と落胆ぶりにうろたえる私でありました。
  

2023年3月16日木曜日

ひとりでも楽しい


1週間以上経つのにまだ興奮の余韻に浸っています。

心が躍ったオーストラリア国際航空ショー!!

先週末、ひとりで行ってきました。それも泊まりがけで・・ 

2年に一度開かれるこの航空ショーですが、前回は新型コロナウイルスの影響で中止となりました。なので、今回は4年ぶりの開催。

久しぶりでした。あんなに気分が高揚したのは。



どうしても今回は初日の金曜日に行きたかったんです。なぜなら日没後の飛行ショーと開催祝賀の大規模な花火は初日金曜日の限定プログラムだから。これを全部観ると日帰りはちょっと厳しい。

我が家から開催地は120キロ以上も離れています。

オットは私ほど航空ショーのファンではないけど、一応誘ってみた。

あっさり「ひとりで行ってき〜」って。

あ、そうか。この日は仕事の予定があったんやね。

よ〜し! 公共交通機関を使って行くしかない。

V-Lineという特急電車(だけど遅い)を乗り継いで2時間半。

我が家には車が1台しかないのだから仕方ない。オットはこの日は車が絶対に必要。

この週末、エド・シーランの大規模コンサートが2日連続でメルボルンの大きなスタジアムで開かれてました。そして4年ぶりのオーストラリア国際航空ショー。メルボルンのホテルはどこもすでに予約がいっぱい!

なんとか前日になって立地の良い便利なホテルを予約できてラッキー・・・でした。(汗)

それにしてもホテルが高額なことよ。ぐぬぬ

直前まで一泊するか、日帰りか・・ぐずぐず迷ってた私が悪い。

航空ショーの入場券はデジタルでQRコードが事前に届いて携帯電話に保存するっていう通常のコンサートなどの時と同様でした。

それとは対照的にV -Lineの特急列車の切符は、オンライン予約はできるんだけどメールに送られてきた予約番号を最寄り駅の窓口で見せて係員に紙の切符を発券してもらうっていう・・・

このように切符に表紙をホッチキスでつけてくれました。レトロ〜 旅情アップ!



ひとりでも楽しい。
 

2023年3月14日火曜日

自分から誘う

どんどん日が過ぎる。

彼女に会うのはまだ先のことだなあ〜 と思っていてもあっという間に約束の日が近付いて。 

そして楽しいひとときが終わる。

会いたい友達に会う。若い頃に比べるとこれがだんだん難しくなってきます。お互いに家庭やら仕事などで忙しいのは当然のこと。

自分から「また今度」と言うのはなるべく避けたい。

いや、そう言われたらすぐに携帯のカレンダーを見て今度の日にちを決めたがる。せっかち。

社交辞令の「また是非近いうちに」を真に受けて、面倒臭い人だと思われたことがこれまでにきっとあったでしょう。

「また今度何かあれば誘ってくださいね。」なーんて別れ際に必ず言う人。私を誘ってくれたことがない。自然と疎遠になってしまうんです。仕方ないか。

でも、やっぱり本当に会いたい人ならこれからも誘われるのを待たずになるべく自分が誘う役になろう。

お互いの趣味や関心事、家庭の状況とか物事の考え方などなど時を経るうちに変わっていく。それでも、心から信頼して何でも打ち明け合える。そんな親しい友達がいて本当に良かった。

久しぶりに会うと話すことが多過ぎて、一度もきちんと感謝を伝えたことがないけれど・・・

次回会ったら必ず言おう。「どうしたん? あらたまって・・」と友達が驚くかもしれん。

5月に日本に行く。日本の友達にも。


2023年3月5日日曜日

オードリー




オットの親族に元気な赤ちゃんが誕生しました。
オードリーっていう可愛い女の子。

生後1週間の赤ちゃんを抱っこした途端にポロポロ涙が・・・
え? なんで? どうしたん?

そばにいたオット含めて皆びっくりしてたけど、一番びっくりしたのは私です。

いや、なんで私泣いてんねん?

まだまだ知らない自分がいて不思議やわ。

生まれたてのオードリー、私に似てるって言うんよ。オットの親族が。
そんなわけないやん!!
血の繋がりないのにね。
まだ生まれてすぐの赤ちゃん、誰に似てるって言うには早過ぎる。

でも、まんざらでもない。

情緒不安定な日。