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2023年7月30日日曜日

ティアラ


近所のレストランにて。

食事の後にお誕生日のお祝いをしている賑やかで楽しそうなご高齢マダム達のテーブル。
バースデーガールの頭には派手なティアラが・・・

おそらく皆さん80代かなあ?
とても楽しそう。

ええねえ。
こういうの。

2023年7月23日日曜日

同時進行



電動歯ブラシで歯磨きしながら車を運転している女性を見かけました。

「そんなに忙しいの?」と聞いてみたかったです。

歯医者さんへ向かう道中だったのでしょうか?
いや、それにしてもお口はどこでどうやってゆすぐんやろう?
車の中に洗面器とお水が積んであって車内でこれまた運転しながらお口ブクブクペーするん?

危ないやん。


電話で応対しながらメールのチェックしたり、会議中に議論に参加しながら議事録作成したり。
こういうの、マルチタスクってよく言いますよね。

洗濯機を回している間にネットのラジオニュースを聴きながら朝食の片付けをして玄関の掃き掃除+鉢植えの水やりをする。
これもマルチタスクなのか?

世間では同時に複数の作業が同時にできる人の方が能力と生産性が高いと考えられがち。

でも・・・同時に複数の作業を進行させることによって「時間がない」「慌ただしい」「間に合わない」っていうストレスの渦に巻かれることもあるような気がするんです。

場合によってはシングルタスクの方が脳への負担が少なくて、結果効率が良いのかも。
私だけ?

学生の頃はヘッドホンつけたまま30分も1時間もじーっと好きな音楽聴いたりしてたよなあ。
他に何もせずに。

雑誌やマンガも集中してページをめくっていたっけ。

部活も勉強も習い事も家の手伝いも友達と遊ぶ時間も・・・
当時はそれぞれがシングルタスクだったような。

いつからだろう?
複数を同時進行させることに力を注ぐようになったのは。

結局は無駄に疲れているだけなのかもしれん。

2023年7月19日水曜日

近所のパブ


近所って言うても車で我が家から15分ほどの場所なのですが。
平日のランチに出かけるパブがあります。

パブなのでもちろんアルコールの種類は沢山あります。
食事のメニューもパブにしてはまあまあ豊富。

先日メニューが変わってました。
内容はさほど変わってないのですが、フォントがうんと大きくなってね。
シニア世代の私たちでもメガネなしでも読めるんです。

こんな小さなことがとても嬉しい。
嬉しい気持ちはちゃんと伝えなくっちゃ。
で、注文取りに来てくれたウエイトレスに言いました。
「メガネなしでメニュー読むことができて嬉しい」って。

パブって通常は飲み物も食べ物もカウンターで注文して先に支払いも済ませるのですが、
ここはレストラン同様にちゃんとテーブルまで注文を取りに来てくれます。

食事の後にケーキなどの甘いものをプレートに載せて「デザートいかがですか?」と
スタッフがテーブルをまわります。

「ああ、お腹いっぱい。デザートは今日はええわ」と思っていても目の前に美味しそうな数種類のケーキが綺麗に並んだプレートをウエイトレスがテーブルに持って来られるとね。

結構気が変わるんよね。

私たちみたいな人、他にも多数おられると思います。

まあ、パブのランチですからありきたりでシンプル。
感動的に美味しいってわけじゃないのです。
でもここね、いつ行ってもスタッフの接客が心地よい。
地域のシニア世代や高齢者を特に大切にしてくれていることがよくわかってね。
私たち含めて常連客が圧倒的に多いのだと思います。

繰り返しのロックダウンの期間をよく乗り越えて生き残ってくれました。
今後も応援します!






2023年7月17日月曜日

音を楽しむ音楽


                   

しばらくピアノからなんとな〜く遠ざかっていました。
昨年10月末にピアノの先生がご病気で他界され、ピアノに向かうと先生とのあれこれを思い出してつい感傷的になってね。
泣いて弾けない。

病気がわかってからわずか数ヶ月後に旅立たれたんです。

でも、やっと最近また少しづつ練習を再開しました。

ピアノに座ろうとすると、ロゼーラという赤と青の色鮮やかな鳥が塀の上に来ているんです。
それも3日続けて・・・・同じ場所。
同じ鳥に違いない。

「きっとあれは先生。見守ってくれているんや」

先生の教え方、次はこれどう?と私に選んでくださる曲、先生の演奏、もちろんお人柄。
すべて好き。
そして尊敬していました。
月に2回レッスンに通った8年は、どんな小さなことでもこの先生に褒められると嬉しくてね。また褒められたくて日々ピアノに座って練習していたように思います。
楽しかった。

私が辞めると言わない限り、あの先生のレッスンはずーっと続くものだと思い込んでいました。

おバカ。


音楽は音を楽しむ・・・
これをずーっと繰り返しおっしゃっていましたね、先生。

学生時代にピアノを習っていた頃はそんなことあまり考えたことがなかったかも。
とにかく正確に譜面を読み、間違えないように止まらないように最後まで弾くことばかりを優先させていたような気がします。

「譜読みが済んで最後まで通して弾けるようになってから、さらにさらに弾き続けてね。自分のものにするその時が一番楽しいのよ。」

これも何度も先生から言われた言葉です。

私の楽譜に書き加えられた先生の優しい文字。
「流れるように」とか「軽やかに」とか「感情を込めて」とか色々。

私が何度も間違う場所を「楽譜通りの指づかいじゃなくてもいいのよ・・」と違う指づかいで弾くことをよく提案してくださったっけ。
音符の上に赤鉛筆で先生が書き直してくれた指番号!

あかん、また泣ける。
目から水が勝手に出るの。

2023年7月10日月曜日

教会の献金

私には信仰がありません。
教会に行くのはオットだけ。

先日、夫が通う近所のカトリック教会に同行してみました。
土曜日のミサに・・・

入り口に献金をクレジットカードで支払う機械がデーンと設置されてたんです。
ひとくち10ドル。
古い建物と美しいステンドグラスを持つこの教会になんだかミスマッチな感じです。

コロナの影響でここ数年はさらにキャッシュレスが進んだのは確か。
でも、教会での献金までカードで?

ひとくち10ドル・・(しつこい)

現金を持ち歩かない人が増えたことにより献金する人が減ってるのかも。
教会の様々な活動が「献金」によって成り立ってるだろうからそれは困るよね。

カード支払い機のみならず、ミサのお祈りも讃美歌も進行に沿って大きなスクリーンに映し出されてました。

テクノロジー!

でも、ミサの最後には教会の代表者が参列者の席を布製の献金かごを手にまわっておられました。
以前通りよね、これ。
ちょっとホッとする私。

私の近くに座っていた小学校低学年くらいの女の子もお母さんに促されて献金してました。
自分の財布から「チャリン」と小銭を献金かごに入れているのを見て、その様子がなんとも可愛くてね。

まだ日本にいた頃、ほんの一時期でしたが週末にプロテスタントの教会の礼拝に通ったことがありました。
普段は思い出すこともなかったのに、この日急に遠い昔のことを思い出したんです。

初めて教会へ行った時に入り口の係の方にとてもあたたかく歓迎してもらったこと。
当時は入り口で教会備え付けの聖書と讃美歌の本を借りて席についていたこと。
教会の週報みたいな手作り感のあるプリントを受け取って、心静かに礼拝の開始を待ったこと。礼拝のプログラムとか教会からのお知らせなどを読みながら・・・
事前に献金分の小銭を財布に別仕訳してから教会へ向かったこと。
礼拝後のお茶会。
入り口近くのラウンジのようなスペースに教会の方々が用意してくださったコーヒーと紅茶をいただきながら、初めて会う人達とも当たり障りのない話をしていたこと。
お茶菓子の多くが礼拝に参加している人たちの持ち寄りと知ったのはだいぶ経ってからのことでした。

聖書の勉強も続かず、それっきり「無宗教」のまま。

オットは両親(すでに他界)が敬虔なカトリックの信者だった影響もあるのでしょうか、今年に入ってから週に1度は必ずミサに行きます。
30年間ほど週末に教会へ行く・・・という習慣から遠ざかっていたらしい。

なんで今になって?と思いますが、いいです。
好きにしー


2023年7月2日日曜日

シドニーのホテル


え? なんで・・・
ホテルの入り口がわからず大いに迷いました。

私たちが予約したホテルね、同じグループの違う名前のホテルと入り口を共有してるっていう変わったスタイル。

試されているような気がしたのは私たちだけ?

いいえ。
他にもわたしたちと同じように迷っておられる母娘がおられました。