今回の旅ではまだ海外からの大きな観光客グループに会わずに過ごしている。
特にアジアからのジャンボなグループツアーには遭遇していない。
これは奇跡としか言いようがない。
しかし、さすがに足立美術館ではそうもいかんやろうと思っていた。
アメリカの日本庭園専門誌「The Journal of Japanese Gardening (ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング)」が全国の日本庭園900ヶ所以上を対象にした「日本庭園ランキング」で16年連続日本一に選ばれたこともあって、世界的に有名な日本庭園を誇る美術館なのだから。
ジャンボなグループツアーの混雑を避けて朝一番の開館とほぼ同時に行ってみた。
なのに、ものすごい数の大型観光バスがすでに大型車専用の駐車場に停まっているのが遠くから見える。
しまった、遅かったか!
ところが・・
館内で海外からのグループツアーの観光客に会わなかった。
あのすごい数の大型観光バスで来ていたのは、日本人の中高年グループツアーだと気づく。
西洋人の熟年層ご夫婦2〜3組を見かけただけ。
これは、世界中の観光地での共通現象だから今さらあれこれ文句言いたくないが
「どれだけ写真撮ったら気が済むねん?」の人がとにかく多すぎる。
特にこの美しい日本庭園の見事な静寂の中、あちこちでカシャカシャうるさいチューねん。
携帯電話を使って盗撮を容易にしてしまうなど、無音撮影の弊害があるのはわかります。
だから、日本では撮影時に強制的にシャッター音が鳴る仕様になっていることも。
でも・・
このような美しい日本庭園の静寂の中でどうしても携帯電話で写真撮りたいなら、事前に無音カメラアプリを入れるなどのマナーがあってもいいはず。
(去年、マレーシアのマラッカで自撮り族に猛烈イライラしたことあったなあ。)
「フィルム勿体ない」の心配がないからなのか?
携帯電話の写真機能が格段に向上して、写真が特別な物から手軽な物になったのは悪いことじゃないけど。
喫茶室とトイレの表示、そして消火器を撮影している人を見た。
「なんのために?」
いや、特別な理由があるのかもしれん。そうであってほしい。
みなさ〜ん
美しい風景と旅の思い出、目と心に焼き付けましょうよ!
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