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2019年6月3日月曜日

2019年5月日本一時帰国 その5 洗濯


岡山県鏡野町で古民家を貸し切って滞在した時のこと。

130年前に建てられたというこのお家。
上手に手直しされ、生活の道具が全て揃っていて、大自然の中にあるそれはそれは居心地の良い場所でした。

車で2時間離れた場所にお住まいの家主さんが、夕方の私たちの到着時間にわざわざ来てくださってね。

お家のこと色々と説明受けた後、近場のお勧め日帰り温泉なども教えてもらいました。

今回の旅も中盤に差し掛かり、洗濯物が溜まってきた。
そろそろ洗濯したいなあ。
だけど、洗濯機がどこにも見当たらない。

「洗濯機を使わせていただけますか?」と家主さんに聞いてみたところ
「いいですよ〜」

しばらくしてから、家主さんが洗濯機を納屋から出して玄関出たところにドーンと置いた。
防雨型の電源延長コードを玄関に繋ぎ、長い庭仕事用のホースを前庭の蛇口に繋いで、洗濯洗剤も用意してくださって。
はい、完了!

「全自動だけど、手動で使ってくださいね。」

全自動だけど手動で使う? 
この意味が私はこの時すぐに理解できてなかった。

翌朝、よく晴れた。
やった〜 洗濯日和や。

全自動の洗濯機を手動で使う・・・
ええっと、ああ、そっか。

1. ホースで洗濯層に水を張る。
2. 洗濯物と洗剤を投入
3. 「洗う」のボタンを押す。
4. 「排水」のボタンを押す。
5. 「脱水」のボタンを押す。

2 以外、水がある程度きれいになるまで数回繰り返して「すすぎ」
脱水して終了ってことね。
なるほど!

洗濯ってこんなに時間がかかる作業やったっけ? 
日焼け気にしながら、ずーっとホース持って洗濯機の側に張り付いてた私。
いや、贅沢言うたらアカンね。
洗濯板と固形の洗濯石鹸など使っての洗濯に比べたら、うーんと時間短縮やんか。

子供の頃、家にあった二層式の洗濯機を思い出した。
ピー!のボタンじゃなくて、ガチャガチャ!のダイヤルだったけど。

岡山県鏡野町ね、あまり下調べせずに滞在を決めたけど本当に良かった。
私たちが今回投宿した古民家からすぐ近くの
妖精の森ガラス美術館は感動。
職員の方が私たち二人に詳しく館内を説明してくださってね。
正直言うと、車でこの美術館の前を最初通った時
「妖精の森だと? 建物の外観もちゃらけた感じ。田舎で見るものないから無理やり作った?」なーんて思った。
でも違った。





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