オットが専門学校から依頼を受けてインターナショナルデーのイベントの日に学生達の似顔絵を描いた日のこと。
インターナショナルデーやから着物着て一緒に行ってとオットに言われて同行。
多文化のオーストラリアの中でも特に移民の比率が高いメルボルン。
さぞかし色々な国からの学生さん達に会えるのだろうとワクワク楽しみにして行ったが、ちょっと違った。
この日会場にいたのはほとんどがインドからの学生。
いや、スリランカ人とかバングラデッシュの人とかパキスタンの人とかきっといたのかもしれないけど私にはまったく見分けがつかない。
皆インドの人に見えた。すみません。
まあ、アジア圏以外の人たちにとって中国人、韓国人、日本人が同じに見えるのと一緒と許してほしい。
似顔絵を描く夫のテーブルの後ろで順番待ちをしている学生達の中に、順番抜かしのズルをする学生がいたりなんかして、私がその順番待ちの学生達の対応にあたった。
それにしても・・・・この日私が会った学生さん達、皆よく似ていた。
声もしゃべり方も。
オットの前に座るモデルが真っ赤なターバン巻いているとか、濃いヒゲをはやしているとかじゃない限り、この日オットが描いている似顔絵も気のせいか似ていた。
うん、きっと気のせい。
そうこうするうちに大音響で陽気なインドの音楽(多分そう)が会場内に流れた。
ひとりふたりと学生達が陽気にそして激しく情熱的に踊りだした。
そして大勢の学生がその踊りの輪に加わり、えらい盛り上がって楽しそう。
着物の中年ジャパニーズの私はこの日会場で寂しく浮いていた。
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