「売る気あんのか、こらあ!」と喉まで出かかった。
なんとかにっこり笑顔を繕ったつもりやけど。
某楽器店でデジタルピアノの試し弾きをさせてもらった日のこと。
デジタルピアノの買い替えを現在検討中。
まず、自分で電源プラグ差してスイッチ入れろと店員に言われた時点でびっくりやった。
「ヘッドフォンつけて弾いてみたいのでヘッドフォンお借りできますか?」と言うたら店員さんが探すフリせず悪びれもせずに、きっぱりと「ありません」と宣う。
「ありません」とただそれだけ。
どないなっとんねん、この店!
夜間や集合住宅でもピアノの練習ができることがデジタルピアノの最大の魅力。
事前のネット調査では、ヘッドホンでもグランドピアノならではの立体的な響きを再現できるモデルも発売され、各メーカーともデジタルピアノの進化は相当なものらしい。
なので、売る側にも以前よりも商品の知識は必要だと思うねんよね。
そやけど・・・
これはこの近所の田舎の楽器店の話とちゃいまっせ。
メルボルン市内およびメルボルン周辺の楽器店でさえもどこも店員の商品知識が乏しい。
これまで訪ねた楽器店は展示されているデジタルピアノの機種と台数が少なすぎる。
困った。
私は反対にピアノを手放したのでうらやましい。還暦も過ぎ、マンション暮らしを選択した。40年前、父が商売に使う軽トラック購入資金をピアノにあててくれた。断捨離の時。でも、痛みが伴う。
返信削除藤娘さん
返信削除そうだったのですね、いい話やね。
子供の頃、あなたのご実家の2階で足ふみオルガン弾かせてもらうのが何よりの楽しみでした。
(遠い目)