ある公園でお弁当広げるつもりやったけど、酷暑日のため屋外でのランチは断念。
冷房がよく効いたショッピングセンターのフードコートでお弁当を食べてたら、近くに座ってた赤ちゃん連れの女性から声をかけられた。
「日本人ですか?」
「はい・・・」と私。
感じの良い女性。
彼女が高校生の時に交換留学生として横浜に1年住んだことがあるとのこと。
ホームステイ先のホストマザーが毎日美味しいお弁当作ってくれたらしい。
そして、その弁当箱がこれによく似てるって。
「ホストマザーに本当によくしてもらって・・・」
「日本語、もうだいぶ忘れてしまったわ。」と言いながらも日本語と英語と混ぜ混ぜで
横浜で過ごした時の楽しかった思い出話を聞かせてくれた。
ホストファミリーとは今でも近況を伝え合ったりしてお付き合いが続いているって。
それを聞いて私はとても嬉しかった。
ずいぶん前に日本から語学研修やら何やらでオーストラリア家庭にホームステイする学生達に関わる仕事を請け負っていたことがあった。
日本へ帰国する日、見送りに来たホストファミリーと抱き合ってワーワー泣いて別れを惜しむシーンを何回見たやろう?
「女優か?あんたらは・・」みたいな女子学生が大変多かったことを思い出す。
空港へ向かうバスが出発するや否や、涙などすぐに乾いてキャッキャ騒ぐ女優達。
そんな女優達に限ってホストファミリーとはそれっきりのケースが当時は多かったなあ。
後にホストファミリーからそれを聞くと、胸が痛んだ。
あの女優達、今頃どうしてるんやろう?
悲劇のヒロインになっていないことを祈る。
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