アデレードではウクライナのバレエ団の「白鳥の湖」を観た。
実はメルボルンでも先月公演があったんだけど日にちが合わずに見逃してたんです。
メルボルン、シドニーで公演の後、オーストラリアの最終がアデレード。
アデレードで観ることができて本当に良かった!
今年始めにウクライナの多くのアーチスト達が祖国を逃れてオランダへと避難し、オランダ
ハーグの政治家や地元の芸術家達が温かく迎え入れたとのこと。オランダおよびアメリカの
バレエ関係者の指導により新たなウクライナのバレエ団が結成されたらしい。
カーテンコールでは観客全員がスタンディングオベーション。
最後にダンサー達がウクライナの国旗を掲げて舞台に現れて、拍手喝采に応える姿を見てうるうる。
同じ列に座った初老の紳士がウクライナの小旗振って「ブラボー」と何度も叫ぶのを横目で見て、うるうるどころか目からお水がジャージャー出て止まらない。
涙拭いたり鼻水拭いたりしながら劇場出る前にトイレ行ったら、列に並んでるご婦人達もまだ泣いてはりました。
皆、それぞれの思いが溢れたんやと思います。
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